Getty Images Sport解任されたアモリムに対してポルトガルメディアも非難。マン・Uの戦略欠如が浮き彫りに
リーズ戦での期待外れな1-1の引き分け直後、クラブ上層部に公然と反旗を翻したアモリム監督は、そのわずか数時間後に職を失った。14ヶ月に及んだ彼の政権はタイトル獲得なしに終わり、チームの状態は彼が就任した時よりも優勝争いから遠ざかっている。
彼の記録は、プレミアリーグ以降のマンチェスター・ユナイテッドにおける監督の中で歴代ワーストであり、勝率はわずか31.9%に留まった。一貫性を欠いたパフォーマンスと言動は、フットボールディレクターのジェイソン・ウィルコックス氏とCEOのオマール・ベラーダ氏による最終的な更迭判断を招いた。
ポルトガル国内の反応も容赦ない。専門家たちは、結果に結びつかず、かつエンターテインメント性にも欠けるサッカースタイルに固執し、ファンの期待を裏切り続けたアモリム監督の姿勢を指摘している。
AFP『Record』のコメンテーターであるヌーノ・フェリックス氏は、次のように断じた。「アモリムは監督としての責任を免れることはできない。彼は自身のアイデアに対する過度な硬直性、あるいは独断的とも言える姿勢を持って海外での初挑戦に臨んだ。スカッドの特性と一致しないモデルや原則に固執し、戦略的な柔軟性をほとんど示さなかった。この規模のクラブにおいて、適応こそが日々の要求であることを理解するのがあまりに遅すぎたのだ。この頑固さは、クラブの内外における彼の時間と信頼性を奪う結果となった」
しかしフェリックス氏は、アモリム監督だけが問題ではないとも強調している。「ユナイテッドの近年の歴史を見れば、アモリムは例外ではなく、繰り返されてきた失敗の継続に過ぎない。彼の前には、デイヴィッド・モイーズ、ルイ・ファン・ハール、オーレ・グンナー・スールシャール、エリック・テン・ハーグがいた。経歴もアイデアも異なる彼らが、例外なく失敗したのだ。ジョゼ・モウリーニョだけは別だ。彼が指揮していた頃のマン・Uは、まだプレミアリーグで競い、トロフィーを勝ち取っていた。アモリムを含めた他の監督たちは、全員が同じ構造的問題に屈した。それは、中長期的なサッカー戦略が欠如しているという点だ」
同氏はさらに、経営陣への矛先を強めた。「競争力のあるリーダーシップを欠いた、不均衡で膨れ上がったスカッド。そして何より、スポーツとしての成功ではなく、ブランドの商業利用に特化した経営体制が問題だ。グレイザー家は、サッカーを二の次とし、監督を使い捨てにしながら金を印刷するだけの機械にユナイテッドを変えてしまった。アモリムは適応できなかったから失敗したが、ユナイテッドは自分たちのアイデンティティを見失っているから失敗し続けているのだ。利益が優先される限り、オールド・トラフォードは再建の地ではなく、監督解任の舞台であり続けるだろう」
また、『Ojogo』はアモリムが伝説的指揮官アレックス・ファーガソン氏の影から脱却できなかった点を指摘している。「サー・アレックス・ファーガソンの退任以降、監督の墓場と化しているこのクラブで、40歳のアモリムもまた、偉大なスコットランド人を忘れさせる存在にはなれなかった。ポルトガル人指揮官は、63試合でわずか24勝、無冠のままレッドデビルズを去ることになった」
フェリックス氏は一方で、アモリム監督への逆風を強めた要因として、メディアで大きな発言権を持つクラブOBたちの存在も挙げている。
「当初から、ギャリー・ネヴィルやロイ・キーンといった元ユナイテッドのアイコンたちは、単なる分析に留まらず、公然とアモリムにプレッシャーをかけ続け、失敗を予言した。彼らの言動が『アモリムは適切な人物ではない』という考えを世間に定着させ、彼の仕事を根本から損なわせたのだ」
Getty Images Sportアモリム監督の後任候補リストには、サッカー界のビッグネームが並んでいる。元イングランド代表監督のガレス・サウスゲート氏が筆頭となり、クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督も有力視されている。また、チェルシーを解任されたばかりのエンツォ・マレスカ氏も即戦力の候補となる可能性がある。クラブは、最終的な決定が下されるまでの暫定監督として、レジェンドのダレン・フレッチャー氏が指揮を執ることを発表した。
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