ネヴィルが新指揮官に苦言。アモリムはマンチェスター・Uの選手を「信頼していない」

マンチェスター・Uは7日、プレミアリーグ第15節でノッティンガム・フォレストと対戦。打ち合いの末に2-3の敗戦を喫した。これによりミッドウィークのアーセナル戦に続き、2連敗を喫することになった。

アモリム監督は就任して以降、現在5試合を指揮。各試合で先発メンバーを複数変更していることに対し、ネヴィルは苛立ちを見せているようだ。

マンチェスター・Uは現在プレミアリーグでは13位に位置。この状況を鑑みたネヴィル氏は、アモリム監督にスタンフォード・ブリッジでチームを暫定2位に導いているエンツォ・マレスカ監督の例に従うよう促しつつ、不安定な選手起用はアモリム監督がスカッドを信頼していないことを示唆していると主張している。

ネヴィル氏は『NBC Sports』のインタビューに答え、自身の見解を明かしている。

「選手を常に毎試合変更し、3バックの選手を変え、5人の選手を交代させるということは、基本的に、試合開始時に交代させられた選手全員にあなたたちを信頼していないと伝えているようなものだ。テン・ハーグも数週間前に同じことをしていたよ。最終ラインの選手を変え、中盤の選手を変えた。突然、完全に異なるシステム、試合終了時には全く異なる選手がピッチにいる。それでは一貫性を持つことは決してできないよ。見た目はとてもだらしなく、最後には形にならないマン・Uだった。前半は輝かしくなかったが、少なくともある程度の形はあったからね」

「最高と思われる先発11人を選んでほしい。その11人に信頼と信念を与えてほしい。マレスカが今、チェルシーでそれをやっている。日曜日か土曜日に11人を出場させ、その後、ミッドウィークに異なる11人を出場させている。選手たちに、ここには安定があり、これが我々がやることだというメッセージを送っているんだ。選手を常に変えると、皿回しをしているだけで一貫性がない。パターンを一緒に築く必要がある。一緒に何をしているのかというアイデアを築く必要があるんだ」

マンチェスター・Uは12日にヨーロッパリーグ第6節でヴィクトリア・プルゼニと対戦。その後、週末のプレミアリーグ第16節ではマンチェスター・シティとのダービーマッチが待っている。