アモリムは「自分のチームが好きではない」。スコールズ氏は古巣マンチェスター・ユナイテッドの「不安定さと貧弱さ」を警告

ユナイテッドは、ヨーロッパリーグ準々決勝の第1レグでリヨンと2-2で引き分けた。アンドレ・オナナのミスが命取りとなり、94分に同点ゴールを許した。アモリム 監督は『TNTスポーツ』のインタビューで、パフォーマンスには満足していると語り、「試合を重ねるごとに良くなっている」と述べたが、元ユナイテッドのミッドフィルダーであるスコールズ氏はそうは考えていない。

「私は、彼がそれを信じているとは思わない」とスコールズ氏は言う。

「私は、彼が自分のチームを正直に評価しているとは思わない。彼は、自分のチームに素晴らしい選手が揃っていないことを知っている。より良い選手が欲しいし、必要でもある。タッチラインに立っている彼の様子を見れば分かる。彼はいつもがっかりしているように見える。彼がそこで話している様子を見れば、彼が自分のチームにがっかりしていることが分かる。ユナイテッドが望む結果を残すためには、より良いチームが必要だということは誰もが知っている」

スコールズ氏は、ユナイテッドのリヨン戦のパフォーマンスと、チャンピオンズリーグでのアーセナルなどのハイレベルな試合を比較し、欧州のプレミアリーグのチームのレベルには程遠いと主張した。

「彼らはとても不安定で、ボールの支配も下手だ。彼らにはほとんど信頼感がないし、彼らがやろうとしていることへの確信もない。このチームにとってゴールが大きな問題であることは周知の事実であり、チャンピオンズリーグのチームに近づくためには、全体的なレベルアップが必要だ」

スコールズ氏の同僚でTNTの解説者であるカレン・カーニーは、オナナが2つのミスを犯したことを厳しく非難した。特に、今週ネマニャ・マティッチと口論になった後だった。

「あれほどしゃべっているのだから、パフォーマンスはクリーンでなければならない。今夜はそうではなかった」と述べた。

また、スコールズ氏はGKについて「もっとうまくやらなければならない。彼は本当に不調な年を過ごしている。他チームについて話すのは賢明なことではないだろう」と付け加えた。

レッド・デビルズは、木曜日にオールド・トラッフォードで行われるリヨンとの決戦の第2戦を控え、日曜日にプレミアリーグでアウェーで快進撃を続けるニューカッスルと対戦する。しかし、スコールズはマンチェスター・ユナイテッドがこのまま勝ち進んで優勝できるほどの実力があるとは思っていない。

「現時点では、ノーだ。昨夜のPSGの試合を見れば、彼らがチャンピオンズリーグで優勝できると思うだろう。今夜のマン・ユナイテッドやリヨンの試合を見れば、彼らがヨーロッパリーグで優勝できるとは思わない」