レヴァンドフスキの後継者？フリックがドルトムントのギラシー獲得に興味か

ドイツメディア『ビルト』によると、バルセロナはドルトムントのセール・ギラシーについて協議しており、獲得に動く場合は約1億ユーロ（約173億9000万円）の費用がかかる可能性があるようだ。2029年までドルトムントと契約しているギラシーは現在、年俸900万ユーロ（約15億6000万円）を稼いでいる。

ただ、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はこの移籍にあまり乗り気ではないとされており、より知名度の高い選手の獲得を望んでいるとのこと。そのためギラシーを比較的、知名度の低い選手だと考えているようだ。

ギラシーは2024年夏にシュトゥットガルトからドルトムントに移籍した。彼は2024-25シーズンに素晴らしい活躍を見せ、公式戦34ゴール6アシストを記録した。ギラシーは今シーズンもその好調を維持しており、既に9ゴール、1アシストを記録。バルセロナの主要な得点源としてレヴァンドフスキの信頼できる後継者になれることをハンジ・フリック監督に示している。

ギラシーは契約にドイツ国外のクラブに適用される7000万ユーロ（約121億7000万円）の解除条項があるとされている。だが、ドルトムントのスポーツディレクターであるセバスティアン・ケール氏は、そのような条項が存在するかどうかについて確認も否定もせず、クラブはこのストライカーに対するオファーを受けていないと主張している。

現在37歳のレヴァンドフスキがいる中、バルセロナは来シーズン、CFのポジションで新たな解決策を求めると予想されている。現在、フリック監督はラ・リーガで4ゴールを決めているフェラン・トーレスに依存しており、また前線での負担を分担するためにマーカス・ラッシュフォード、ラフィーニャ、ラミン・ヤマルにも期待している。