Real Sociedad v FC Barcelona - La Liga EA SportsGetty Images Sport

終盤の失点でセルタに引き分けたバルセロナ。激怒したフリックが試合後に選手たちに伝えたこと

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  • バルセロナは終盤10分間で2失点を喫した
  • ジュール・クンデのミスとマルク・カサドの退場が崩壊を招く結果に
  • フリック監督は2-2の引き分けの後に選手たちを叱責した
  • 何が起こったのか?

    バルセロナはラ・リーガ第14節でセルタと対戦。リーグ下位のチームに対して残り10分のところまで2点をリードしていたが、82分にマルク・カサドが2枚目のイエローカードで退場となると、若手選手たちが冷静さを失うことに。結果、ジュール・クンデの集中力の欠如によってセルタに試合への復帰の機会を与え、86分には同点ゴールを許して2-2の引き分けに終わった。

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    全体像

    フリック監督のバルセロナは、インターナショナルマッチウィーク直前までヨーロッパで最も調子の良いチームの一つだった。だが、最近の2試合で勝ち星を得ることができず、その結果、レアル・マドリーにタイトルレースの望みをつなぐ機会を与えることになった。

    バルセロナに大きな打撃を与えている要因の一つは、チャンピオンズリーグのレッドスター・ベオグラード戦以降、足首の怪我で離脱しているラミン・ヤマルの不在だ。バルセロナはヤマルが先発メンバーに名を連ねていない試合では1勝も挙げられておらず、セルタ戦もそのデータを覆すことができなかった。フリック監督は当然ながら今回の結果に激怒。『カタルーニャ・ラジオ』によると、試合終了の笛が鳴った直後に選手たちに対して激しい演説を行ったという。

  • フリックが言ったこと

    選手たちへの演説の直後、記者会見でフリック監督は、チームの戦う姿勢について言及している。

    「問題は最後の10分だけではない。試合全体だよ。私たちは本当に悪い試合をした。正直に言わなければならない。今日見たことが全てを物語っている。80%か85%の力でプレーしていては勝てないんだ」

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    フリックとバルセロナの今後はどうなるのか?

    バルセロナは、今回の結果から早急に立ち直る必要がある。混み合った年末年始の試合日程が近づく中、ラ・リーガ首位の座を維持するためには万全の状態でなければならない。チャンピオンズリーグもここから佳境を迎える。バルセロナは次の試合で今大会無敗のブレストと対戦することになる。