(C)Getty Images
(C)Getty imagesMFアルセン・ザハリャン
今季成績:公式戦40試合1ゴール2アシスト
ロシアで“天才”と称されていた21歳のロシア代表MFであるザハリャンは、2023年夏にディナモ・モスクワからソシエダに完全移籍。インサイドハーフやサイドハーフとして起用され、身長183cmながら連動した動きを得意とし、テクニックに裏付けされたボールタッチでスペースメイクに優れる。頻度は高くないものの一撃必殺のスルーパスは最高級のクオリティ。センスあふれた選手を揃えるソシエダの中で、将来が大きく期待される存在の一人だ。
GettyMFブライス・メンデス
今季成績:公式戦44試合8ゴール9アシスト
スペイン代表経験もある27歳MFメンデスは、2022年夏にセルタに別れを告げると、すぐさまソシエダの中心に。インサイドハーフのファーストチョイスであり、ザハリャンも大型テクニシャンではあるが、それに輪をかけて大柄な187cmながら最高級のボールタッチだけでなくアジリティにも優れる。特に果敢なドリブルで相手を引き付けての久保との連係は何度も見せてきたプレーであり、レフティ同士の意思疎通による崩しはメガクラブであっても脅威に感じただろう。
Getty ImagesFWアンデル・バレネチェア
今季成績:公式戦39試合5ゴール2アシスト
名門ソシエダの新たな象徴となる可能性を秘めているのが、現在22歳のスペイン人FWバレネチェアだ。2013年にカンテラへ足を踏み入れると、2018年にはクラブ史上2番目に若い16歳359日でラ・リーガデビューを果たした。その後、圧倒的な成績を収めるには至っていないが、今年初めにクラブとの契約を2030年夏まで延長するなど、異例の待遇を受けている。左ウイングを中心に変幻自在のドリブルで輝きを放ち、特に今季は負傷期間を除いて安定したパフォーマンスを披露。多くの若手が躍動するチームの中で、さらなる飛躍を遂げる可能性が高い選手の一人だ。
(C)Getty imagesFWシェラルド・ベッカー
今季成績:公式戦23試合5ゴール2アシスト(半シーズン)
以前まで欧州でそれほど存在感を発揮していたわけではないが、2022-23シーズンのウニオン・ベルリンでブンデスリーガ34試合11ゴールを記録してブレイク。2024年1月にからソシエダに活躍の場を移すと、豊富な運動量と圧倒的なスピードを武器に最前線で動き回り、多くの相手に混乱をもたらしてきた。様々な手札を揃えるソシエダの中では戦術的な価値も高く、スタメンであろうと途中出場であろうと、スペースさえ見つけられれば必ず脅威となる選手だ。
Getty ImagesMF久保建英
今季成績:公式戦41試合7ゴール5アシスト
日本人にとっては言わずと知れた存在である久保は、ラ・リーガへの各クラブへのレンタル移籍を繰り返した後、2022年夏から完全移籍で腰を据えたソシエダを安住の地とした。昨季限りで引退したダヴィド・シルバ氏の薫陶を受けて臨んだ今シーズン、チームの中心選手というだけでなくリーグを代表するアタッカーの一人となっている。日本代表以上に共有する時間が長いソシエダの中で、イマジネーションに優れる22歳の至宝は最高の輝きを放つ。
(C)Getty Imagesレアル・ソシエダの来日メンバー
▽GK
- ウナイ・マレーロ
- アイトール・フラガ
▽DF
- アルバロ・オドリオソラ
- アリツ・エルストンド
- ウルコ・ゴンサレス・デ・サラテ
- アマリ・トラオレ
- ジョン・パチェコ
- ジョン・マルティン
- ジョン・アランブル
▽MF
- アルセン・ザハリャン
- 久保建英
- ジョン・アンデル・オラサガスティ
- ベニャト・トゥリエンテス
- ブライス・メンデス
- パブロ・マリン
▽FW
- アンデル・バレネチェア
- シェラルド・ベッカー
- ミケル・ゴティ・ロペス
- ブライアン・フィアベマ
- ジョン・バルダ
Getty Images欧州サッカークラブ 2024年来日情報まとめ
レアル・ソシエダのほかに、今夏はトッテナム、ドルトムント、シュトゥットガルト、ニューカッスル、スタッド・ランスが来日する。
欧州サッカークラブの2024年来日情報については以下の記事でも紹介している。
▶欧州サッカークラブ来日情報2024|チケット販売日程・価格・対戦カード・会場・放送予定
また、Jリーグワールドチャレンジ2024については以下の記事でもチェックできる。


