Real Madrid Barcelona GFX Getty

【選手採点】ベリンガムがエル・クラシコの王者!エンバペは浮き沈みが激しく、ラミン・ヤマルは期待に応えられず

ベリンガムがパスを通すと、エンバペがゴール隅に強烈なシュートを叩き込んだ。

しかしレアルはバルサに同点弾を献上。アルダ・ギュレルが自陣ペナルティエリア際でボールを失い、フリーのフェルミン・ロペスがエリア内に抜け出して決めた。それでもマドリーは諦めず、セットプレーでマークを外したベリンガムが簡単に押し込み2-1とした。

シャビ・アロンソ監督率いるチームは、後半、PKで試合を決定付けるチャンスがあったが、VARによる長いレビューの結果、マドリーに幸運なPKが与えられたものの、ヴォイチェフ・シュチェスニーがエンバペのPKをセーブした。後半は、負傷したハフィーニャとロベルト・レヴァンドフスキを欠いたバルサが攻撃のアイデアをほとんど見せない中、マドリーが守りに徹したため、かなり静かな展開となった。

GOALでは、両チームの選手たちを採点する。

  • Real Madrid CF v FC Barcelona - LaLiga EA SportsGetty Images Sport

    レアル・マドリー

    得点者:エンバペ(22分)、ベリンガム(43分)

  • 広告
  • Alvaro Carreras Real Madrid 2025 Getty

    GK&DF

    ティボー・クルトワ(7/10):

    セーブする機会はほとんどなかった。フェルミンのゴールについては防ぎようがなかった。

    フェデリコ・バルベルデ(7/10):

    前半に不用意なイエローカードを受けたが、それ以外は堅実なプレーを見せた。

    エデル・ミリトン(8/10):

    ベリンガムのゴールを正確なヘディングでアシスト。マドリー守備陣の右サイドで卓越した働きを見せた。

    ディーン・ハウセン(8/10):

    カレーラスのバックアップを効果的にこなし、ヤマルを封じ込めるのに貢献。苦戦が続いていたが、今回は良いプレーを見せた。

    アルバロ・カレーラス(8/10):

    最高のパフォーマンスではなかったが、おそらく最も重要な役割を果たした。ヤマルに一切の隙を与えなかった。

  • Jude Bellingham Real Madrid 2025-26Getty

    MF

    オーレリアン・チュアメニ(7/10):

    中盤の基盤として堅実な働きを見せ、見事なタックルを幾度か決めた。終盤にかけて試合の流れを確実に整えた。

    エドゥアルド・カマヴィンガ (7/10):

    中盤で常に動き回った。前線への良い突破も見せたが、試合が進むにつれて疲労が見えた。

    アルダ・ギュレル(5/10)

    堅実な30分間を見せたが、バルサの得点につながるボールを失った。その後、試合の流れに乗れず、ベストなパフォーマンスではなかった。

    ジュード・ベリンガム(8/10):

    右サイドの10番として起用。守備面で卓越した働きを見せ、エンバペへの見事なアシストを供給した後、決勝点を決めた。完全復活だ。

  • ENJOYED THIS STORY?

    Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

  • Kylian Mbappe Real Madrid 2025Getty

    FW

    キリアン・エンバペ(7/10):

    前半だけで3点取れたはず。素晴らしい先制点を決めたが、PKを外した。全体的に見れば奇妙なパフォーマンスだった。

    ヴィニシウス(6/10):

    前半にPKが与えられなかったのは不運だった。ところどころで効果的なプレーを見せた。交代後の感情的な反応が印象に残る。

  • Xabi Alonso Real Madrid 2025Getty

    サブ&監督

    ブラヒム・ディアス (5/10):

    試合に全く絡めず、マドリーのカウンター時には守備が緩かった。

    ロドリゴ(6/10):

    攻撃面での活躍というより、途中出場での守備的貢献が目立った。

    ダニ・カルバハル(なし):

    負傷からの復帰戦で影響を与える時間はなかった。

    ゴンサロ・ガルシア(なし):

    出場時間が短く、影響を与える機会がなかった。

    ダニ・セバージョス(なし):

    出場時間が短く、影響を与える機会がなかった。

    シャビ・アロンソ(8/10):

    2010年以来最年少のクラシコ先発メンバーを指揮。前半に自陣から2つの好ゴールを生み出し、後半は守備的ポジションに徹した。任務完了。

  • FBL-ESP-LIGA-REAL MADRID-BARCELONAAFP

    バルセロナ

    得点者:フェルミン(38分)

  • TOPSHOT-FBL-ESP-LIGA-REAL MADRID-BARCELONAAFP

    GK&DF

    ヴォイチェフ・シュチェスニー(7/10):

    前半に数度の好セーブを見せ、エンバペのPKを鮮やかに防いだ。失点した2点はいずれも防ぎようがなかった。

    ジュール・クンデ(4/10):

    ヴィニシウスに何度も翻弄され、攻撃でヤマルが活躍するために必要なサポートを提供できなかった。

    パウ・クバルシ(5/10):

    先制点ではエンバペに背後から抜け出される隙を与えた。数度のブロックを見せたが、トップクラスのFW相手にはまだ課題が残る。

    エリック・ガルシア(5/10):

    センターバックから前線へ攻め上がる場面で最も輝いた。PKを献上したが、ハンドの判定は非常に厳しすぎるものだった。

    アレハンドロ・バルデ(5/10):

    良い前線への走り込みを見せたが、常にボールを受けられたわけではない。2点目の失点ではミリトンとの対峙でより良い対応ができたはずだ。

  • FBL-ESP-LIGA-REAL MADRID-BARCELONAAFP

    MF

    フレンキー・デ・ヨング(4/10):

    ボール保持時にはシンプルすぎるプレーに終始し、ボールを失った際にはベリンガムをマークしきれなかった。特に2点目を決めた際にマドリーの中盤選手を見失った場面が顕著だった。

    ペドリ(5/10):

    素早い足さばきで自らスペースを作り出す場面もあり、バルサの同点弾につながるギュレルからのボール奪取は見事だった。先制点のビルドアップではベリンガムに翻弄され、対峙した相手選手に力負けする場面も散見された。試合終了間際に2枚目のイエローカードで退場となるまで、次第に苛立ちを募らせていった。

    フェルミン・ロペス(5/10):

    同点弾を叩き込む好位置にいたが、他のチャンスでは確信に欠けた。序盤に不用意にボールを失った際、エンバペがわずかにオフサイドだったのは幸運だった。

  • Real Madrid CF v FC Barcelona - LaLiga EA SportsGetty Images Sport

    FW

    ラミン・ヤマル (3/10):

    ベストから程遠く、試みたプレーのほとんどが成功しなかった。パスもシュートも終始精度を欠き、守備ではヴィンシウスとの対峙でクンデを孤立させた。

    フェラン・トーレス(3/10):

    最前線で起用されたが、求められるレベルには程遠かった。バルサが追撃する中で守備的MFカサドと交代させられたことが、彼の脅威の欠如を如実に物語っている。

    マーカス・ラッシュフォード (6/10):

    バルサの攻撃陣で最も危険な存在。スピードで時折パニックを引き起こし、フェルミンへのアシストでは冷静な判断を見せた。

  • FBL-ESP-LIGA-REAL MADRID-BARCELONAAFP

    サブ&監督

    ロナルド・アラウホ(6/10):

    バルサが同点を目指す中、守備で孤立する場面もあったが、重要なブロックを数度決めた。

    マルク・カサド(5/10):

    フリック監督が投入できる数少ない選手の一人だったが、目立った活躍は見せられなかった。

    ルーニー・バルジ(なし):

    攻撃陣を強化するため、試合終了10分前に投入された。

    ジェラール・マルティン(なし):

    ロスタイムに投入。

    ハンジ・フリック(5/10):

    選択肢が限られていることは確かだが、フェランは影響力に欠けるため、試合の流れを変える選手としてベンチから投入した方が良かったかもしれない。タイトル防衛はすでに危機的状況にある。

0