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「審判、警察、ボールボーイと戦う必要があった」ブラジル連盟会長、ボリビアに敗戦で激怒

  • ブラジル、ボリビアに0-1で敗戦
  • PK判定が物議
  • CBF会長が激怒
  • ブラジル代表は、2026年ワールドカップ南米予選の最終節でボリビア代表と対戦。すでに本大会出場を決めている中で大幅にメンバーを入れ替えたが、試合を通じて苦戦を強いられ、前半アディショナルタイムのPKによって0-1で敗れた。

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  •  bolivia brazil(C)Getty images

    この試合開催前から高地での試合に納得していなかったCBFのサミール・シャウド会長だが、今回の敗戦を受け、運営を激しく非難。判定からボールボーイまで、すべてが不利に働いたと主張している。

  • シャウド会長は『TNT Sports』でこう語った。

    「今日は本当にめちゃくちゃだった。世界のフットボールに、そして南米のフットボールに求められている姿ではない。こんな態度を取られては、特に高地では本当にすべてが難しくなる。ましてや14人を相手に戦うなんてね……CONMEBOL(南米サッカー連盟)が行動を起こすことを願う。こんなことがあってはならない」

    「今日の出来事は悲しい。フットボールをしに来たのに、目にしたのは最悪の試合だった。標高4000メートルという環境下で、我々は審判、警察、ボールボーイと戦わなければならなかった。彼らはボールをピッチから持ち去り、また戻すという行為を繰り返したのだ」

  • 今回の予選を通して、ブラジル代表の勝率は「52%」。これは史上最悪の成績となっている。

    なお、これまで最悪だった2002年大会(56%)では、最終的にワールドカップ優勝を達成している。

  • FBL-WC-2026-SAMERICA-QUALIFIERS-BRA-CHIAFP

    南米予選を5位で通過したブラジル。10月のインターナショナルウィークでは、韓国と日本と対戦する。

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