バイエルンからの関心が伝えられるミランのレオンが退団を希望！今夏の移籍に向けて複数の選択肢を検討か

『スカイスポーツ・ドイツ』のリポーターであるフロリアン・プレッテンベルク氏は、ミランのラファエル・レオンが今夏にクラブを離れたいという意向を伝えたと報じた。ただ、ミランは彼を手放すことを反対していないものの、アドオンの他に最低7000万ユーロ（約115億6000万円）の保証金を要求しているようだ。

レオンは過去6年間を過ごしたミランでの道のりが終わりに達したと感じているのかもしれない。ミランは今シーズン、昨季の2位フィニッシュから8位まで順位を落とした。それは来季、チャンピオンズリーグやいかなるヨーロッパの大会への出場権を得られないことを意味する。

バイエルンはその点で明らかに条件のいい移籍となるだろう。プレッテンベルク氏はバイエルンが関心を持っていると付け加えた。ただ、電話での話し合いが行われたと言われているが、まだ具体的なものはなく、現時点で実際にオファーは準備されていない。

レオンは9歳からポルトガルのスポルティングで10年間を過ごした。しかし、スポルティングでは2018年にわずか4試合に出場しただけで突然終わることになる。スポルティングの選手やスタッフなどがウルトラスに襲撃されるという事件が発生し、そのタイミングでクラブとの契約を一方的に解除した数人の選手の一人だった。マンチェスター・ユナイテッドで主将を務めるブルーノ・フェルナンデスも同様だったが、彼はその決定を覆すよう説得された。

バイエルンは補強計画について決定を下す必要がある。レロイ・サネの契約が満了し、キングスレー・コマンが予想通り移籍すれば、左サイドは大幅に弱体化するだろう。だが、レオンは検討中の数ある選択肢の一つに過ぎず、バイエルンはリヴァプールのコーディ・ガクポとも関連付けられている。