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パリ・サンジェルマン(PSG)来日メンバー全選手の経歴&プレースタイル紹介。アル・ナスル、セレッソ大阪、インテルと日本で対戦

ネイマール、ジャンルイジ・ドンナルンマ、マルキーニョスらを擁するパリ・サンジェルマン(PSG)が日本ツアーでアル・ナスル、セレッソ大阪、インテルと対戦する。

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ここでは、ルイス・エンリケ新監督の下で来日する全29選手の経歴とプレースタイル、日本での見どころとなるポイントを紹介する。

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    1 GKケイラー・ナバス(コスタリカ代表)

    コスタリカのレジェンドであるケイラー・ナバスは昨年に続いて来日する。昨シーズン前半はPSGで過ごしたものの、ドンナルンマの存在もあって出場機会がなく、後半戦はノッティンガム・フォレストにレンタル移籍。即座に守護神に定着し、プレミアリーグ17試合に出場するなど16位での残留に貢献してみせた。抜群の反射神経を活かしたセービング力はいまだ健在。今夏の去就が不透明な中での日本ツアーとなるが、個人としては状態が整っていることをクラブ内外にアピールしたい。

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    2 DFアクラフ・ハキミ(モロッコ代表)

    自身にとってPSG2季目となった2022-23シーズン、クリストフ・ガルティエ監督の下でより攻撃的なポジションを任されることとなったハキミだが、最終的には1年目よりも1ゴール増えたのみ。負傷による離脱も少なくなく、フル稼働できたとは言いがたいシーズンとなった。今夏にはガルティエ監督の退任、リオネル・メッシの退団など、チームが様変わりすることが予想されるだけに、ハキミの本来の高い攻撃性能の発揮を期待したいところ。カタール・ワールドカップではモロッコ代表の躍進にも貢献しただけに、クラブレベルでもチームを牽引する働きが求められる。

  • Presnel Kimpembe capitaine PSG TroyesGetty Images

    3 DFプレスネル・キンペンベ(フランス代表)

    フランスのアンダー年代で常に招集を受け続けるなど10代の頃からそのポテンシャルが認められてきたキンペンベは、ユースを過ごしたパリ・サンジェルマン(PSG)で2014年10月、19歳でトップチームデビュー。以降もチームの重要な選手としてプレーし続けてきた。身体能力の高さを武器とし、左利きという特徴を生かしたビルドアップ能力も魅力のひとつだ。しかし、昨季は度重なる負傷に悩まされることに。前半戦をハムストリング負傷で棒に振ると、カタール・ワールドカップ欠場が決定。さらに、シーズン終盤の重要な期間でもアキレス腱を断裂し、そのまま復帰することなく終えた。ピッチ外でも副主将の座を追われ、チーム内でも微妙な立ち位置となる。8月には28歳の誕生日を迎え、心機一転新シーズンへ意欲を燃やす選手の一人だ。

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    4 MFマヌエル・ウガルテ(ウルグアイ代表)

    母国ウルグアイで16歳してトップチームデビューを飾ると、ファマリカンを経て、2021年にポルトガルの名門スポルティングCPに加入したウガルテ。身長こそ大きくはないものの、がっしりとした体格と鋭い読みを生かしたボール奪取が最大の武器であり、中盤の“掃除役”としての役割が期待される守備的MFだ。またバルセロナのフレンキー・デ・ヨングを参考にしていると過去に公言していることもあり、派手さはないがビルドアップ時にも効果的にチームに絡むことが可能。スポルティングでは守田英正とも良い関係を見せていた。そして今夏、世界屈指のビッグクラブへとステップアップ。このプレシーズンツアーで実力を証明しなければいけない立場にあるだけに、ウルグアイ代表として3月に日本代表と戦ったこの地では意欲あふれる激しいプレーが期待できそうだ。

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    5 DFマルキーニョス(ブラジル代表)

    PSGの主将としてチーム最古参のメンバーであるマルキーニョス。CBが本職であるが、中盤としてもプレー可能なポリバレント性を備える。高い身体能力を生かした守備、正確なスライディングに加え、セットプレー時には打点の高いヘディングでチームの得点源ともなる。4月にはクラブ通算400試合出場も達成し、5月には契約を2028年まで延長。全うすれば34歳までチームに残ることが決まり、名実ともにPSGのレジェンドだ。昨季はチャンピオンズリーグラウンド16、バイエルン・ミュンヘンとのセカンドレグで36分に負傷交代。本人としては悔いの残る敗退となっただけに、チームとともに悲願のタイトルへ意欲を燃やす。

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    6 MFマルコ・ヴェッラッティ(イタリア代表)

    2012年からPSGに所属するチーム最古参。公式戦416試合に出場、9度のリーグ制覇などを支えてきた“重鎮”だ。165cmと小柄だが、抜群のスキルと戦術眼でゲームメイクの中心となり、最終ラインから最前線付近まであらゆるところに顔を出しながらタクトを振るう。警告の多さが玉に瑕だが、世界を代表するミッドフィルダーの1人だ。昨季はチャンピオンズリーグ敗退の影響で一部ウルトラスの攻撃対象となり、今夏にはサウジアラビア行きやイタリア復帰なども囁かれていたが、今年も来日メンバー入り。新指揮官の下でも絶対的中心として、ピッチ上でチームの指揮を執ることが求められそうだ。

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    8 MFファビアン・ルイス(スペイン代表)

    2019年のU-21 EURO優勝とMVP獲得で大きな注目を集め、ナポリで世界トップレベルに成長し、昨夏PSGに加わったファビアン・ルイス。コンディションの問題や新天地への適応で出遅れはしたが、シーズンが進むに連れ調子を上げてポジションを確立している。スペイン代表としても6月にUEFAネーションズリーグ優勝に貢献した。190cm近い体格を生かした迫力のある飛び出しにボール奪取も魅力だが、大柄の選手とは思えないような足元の技術を武器に、細かいタッチで相手をいなしながら精度の高いスルーパスで決定機を演出するチャンスメーカータイプ。新シーズンは同胞の指揮官のもとで、よりゴールに近い位置での活躍が求められそうだ。

  • neymar(C)Getty Images

    10 FWネイマール(ブラジル代表)

    ブラジル代表のエースが再び日本にやってくる。昨シーズンは公式戦29試合で18ゴールと結果を残したものの、足首の手術を受けた後半戦を棒に振ったことで公式戦29試合の出場にとどまった。その稼働率もあってかサポーターとの関係悪化も伝えられる中、今夏の移籍も取りざたされているが、先日には「契約もあるし、PSGでプレーしたいと思っている」と残留を宣言。リオネル・メッシが去り、キリアン・エンバペが来日しないことになった中、日本のファンとメディアからは大きな注目を浴びることに。プレシーズンだけに、ネイマールらしい伸び伸びとしたプレーでフットボールを楽しむことが期待される。

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    11 FWマルコ・アセンシオ(スペイン代表)

    7シーズン在籍したレアル・マドリーを今夏に退団し、フリーでPSGと3年契約を締結したアセンシオ。昨シーズンは厳しいポジション争いの中でも公式戦51試合に出場して12ゴールをマークした。今年1月に27歳となって選手としての全盛期を迎える中、メッシの後のウインガーを担うのは簡単なことではないが、強度や献身性など攻撃面だけではなく異なる部分での強みもある。もちろん、ミドルレンジからの強烈なシュートやビッグマッチでの勝負強さも魅力。日本ツアーでしっかりと新チームに馴染みたい。

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    14 DFフアン・ベルナト(スペイン代表)

    小柄ながら豊富な運動量とポゼッション時の連係プレー、攻撃力が魅力の左サイドバック。2020-21シーズンの大ケガ以降、存在感を下げており、一昨季は公式戦16試合の出場に。そして、昨季はヌーノ・メンデスの大ブレイクもあり、公式戦36試合に出場したものの、リーグ戦での先発は18試合にとどまった。一方で、メンデスは現在も負傷中で、来日メンバーに含まれておらず、ベルナトにとってプレシーズンはアピールする重要なツアーとなる。さらに、同胞のルイス・エンリケ監督が指揮を執るだけに、チームの中で再び序列を上げても不思議ではない。

  • Danilo Pereira PSG 2022-23Getty Images

    15 DFダニーロ・ペレイラ(ポルトガル代表)

    2020年からPSGでプレーするダニーロ・ペレイラ。本職は守備的MFだが、PSGではもっぱらCBでのプレーがメインに。長いリーチを生かしたインターセプト、空中戦は安定感があり、信頼に足る選手だ。昨季はプレスネル・キンペンベがシーズンの大半を負傷で欠場したため、3CBの一人として起用され、公式戦44試合に出場した。今夏にはセルヒオ・ラモスが退団した一方、新たなCBが加入する噂もしきりに流れており、自らのポジションを勝ち取る戦いは続きそうだ。

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    17 MFヴィティーニャ(ポルトガル代表)

    昨夏にポルトから大きな期待を受けて加入し、昨年の来日ツアーでもプレーしていた23歳。シーズンを通してレギュラーでプレーし、中盤のプレーメーカーとして昨季は公式戦47試合に出場している。小柄ながら推進力ある運ぶドリブルと長短のパスを使い分け、何度もボールを触りながらチームを動かす存在だ。PSGではより守備の意識が高まり、最終ライン付近で体を張ったディフェンスやインターセプトを見せる機会も増加している。まだまだ成長のポテンシャルを感じさせており、ルイス・エンリケ新監督も好むタイプであるだけに、2年連続の来日でさらなる飛躍のきっかけを作りたいところだ。

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    18 MFレナト・サンチェス(ポルトガル代表)

    ポルトガルの名門ベンフィカで18歳にしてプロデビューを飾ると、翌年のEURO2016でポルトガル代表の優勝に貢献した超逸材。しかし、その後加入したバイエルンでポジションを掴めず、スウォンジーへのレンタルも成功とは言えないなど、苦しい時代が続いた。それでも2019年に完全移籍で加入したリールでの3シーズンで輝きを取り戻し、昨夏PSGへの移籍を果たしている。サイズこそ大きくないが、フィジカルと機動力に恵まれ、ハードなタックルから細かいタッチのドリブル、思い切りの良いシュートが持ち味。しかしPSGでは完全にレギュラーとは言えず、今回の日本ツアーで実力を新監督に証明しなければいけない1人だ。まだ25歳であり、ポテンシャルは十分であるため、日本の地できっかけを掴みたいところだ。

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    19 MFイ・ガンイン(韓国代表)

    バレンシアの下部組織から17歳でラ・リーガデビューを飾り、チャンピオンズリーグ等ビッグトーナメントも経験したイ・ガンイン。2021年にマジョルカに加入すると、昨季はリーグ戦36試合で6ゴール7アシストとキャリアハイの成績を残し、今夏メガクラブへとステップアップを果たしている。韓国の次世代を担う22歳は、トップスピードでも精度の落ちないドリブルとそれを可能にするボディバランスが魅力で、キックの質の高さも武器の1つだ。だが現時点では自分の足元からプレーを始めることが多く、PSGではよりシンプルなプレーが求められることになるかもしれない。ルイス・エンリケ監督の新チームに適応しつつ、自身の居場所を確立したい。そのための日本ツアーは、非常に重要な舞台になりそうだ。

  • Lucas Hernandez PSG 2023-24Getty Images

    21 DFリュカ・エルナンデス(フランス代表)

    今夏にバイエルン・ミュンヘンから加入した注目の新戦力。2019年にバイエルンへ史上最高額で加入したが、度重なる負傷もあり、4年間で107試合の出場にとどまった。昨季もカタール・ワールドカップでの負傷によりシーズンの大半を欠場しただけに、コンディション面には若干の不安が残る。とはいえ、その能力は世界でも屈指で、万全の状態であればマルキーニョスとのコンビは世界最高レベルのCBコンビとなる。スピードもありながら、対人戦にも強く、タイトにマークできるエースキラーで、バイエルン時代にはドルトムント時代のアーリング・ハーランドも完封した。また、キャリアで初の母国でのプレーとなり、適応の心配もいらないはず。新天地で輝きを取り戻すことはできるだろうか。

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    27 MFシェール・ンドゥール(U-20 イタリア代表)

    ベンフィカでのトップチームキャリアはほとんどないが、若干16歳でBチームの主力となり、そしてU-19 イタリア代表としてEURO優勝に貢献して一躍注目を集めたンドゥール。今夏にはマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、ユヴェントスなど錚々たるビッグクラブによる争奪戦の末、PSG加入が決定した。190cmの長身と強靭なフィジカルに卓越した足元の技術を兼ね備え、現地では“Next ポグバ”との期待も高まっている。スター揃いのPSGでメンバーを勝ち取ることは容易ではないが、若手選手を積極登用するルイス・エンリケ監督にアピールできれば、道は開けるだろう。さらにザイール=エメリという身近な例もあることは本人にとって大きなプラスになりそうだ。この日本ツアーでは、思い切りよく持ち味を発揮することに専念すべきだ。

  • soler(C)Getty Images

    28 MFカルロス・ソレール(スペイン代表)

    バレンシア生まれバレンシア育ちであり、下部組織からバレンシアに所属。早くからスペイン2大クラブへの移籍が噂されたが、愛するクラブでプレーを続け、キャプテンマークを巻くなど22歳でクラブ通算100試合に出場を達成している。しかしクラブの財政難等の問題もあり、昨夏PSGへと完全移籍。昨シーズンはリーグ・アンで26試合に出場したが、うまくチームにフィットしたとは言い難い。彼もまた、日本ツアーで実力を証明しなければいけない1人である。それでも、同胞のルイス・エンリケ監督の就任は「追い風」であることは間違いない。身体的強さやスピードには欠けるが、豊富な運動量と繊細なタッチ、味方を活かす長短のパスやシンプルなプレーなど、ボール保持型のチームにテンポを出す貴重な存在でもあるため、プレシーズンで居場所を掴みたい。

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    30 GK アレクサンドル・ルテティエ(フランス)

    2020年に当時2部のUSオルレアン・ロワレからフリーで加入し、ユース時代以来となるPSG復帰を果たしたルテティエも昨年に続いて来日メンバー入りした。32歳となった昨シーズンはリーグ・アン最終節で途中出場した1試合のみの出番で、多くの試合でバックアッパーを務めた。契約を2024年まで残しており、残留ならばまずは第2GKとして信頼されることを目指すことになりそうだ。

  • Kurzawa Sunderland Fulham FA Cup 2023Getty Images

    32 DFレイヴァン・クルザワ(フランス代表)

    昨季はフラムにレンタル移籍したクルザワは、負傷により昨シーズンの多くを棒に振ることに。わずか公式戦6試合の出場にとどまった。そして、今夏にPSGへとレンタルバック。契約は2024年までとなっており、今夏の退団も考えられるが、同ポジションのヌーノ・メンデスが負傷離脱しているだけに、今季はベルナトとともにチャンスが舞い込んでくるかもしれない。スタミナに定評があり、タッチライン際での激しい上下動を厭わない。よりポゼッション志向になる可能性もある新チームでベルナトよりも存在感を示すことができるだろうか。

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    33 MFウォーレン・ザイール=エメリ(U-19フランス代表)

    昨年わずか16歳で来日メンバーに入るなど、PSG下部組織が生んだ新たなスター候補。トップチームデビューシーズンとなった昨季は後半から徐々にポジションを掴み、チャンピオンズリーグを含む公式戦29試合でピッチに立っている。ユース時代は守備的中盤を基本としていたが、昨季終盤戦は右ウイングバックでの出場機会を増やした。豊富な運動量と推進力を生かした攻撃参加や、中盤の選手らしいパスワークと視野で攻撃にアクセントを加えるなど、17歳にして地位を確立しつつある。羽ばたくきっかけとなった日本で再びプレーすることになるが、その巨大な才能を新監督にアピールしたい。

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    35 MFイシュマエル・ガルビ(U-19 スペイン代表)

    PSGの下部組織出身で、17歳でトップチームデビュー。これまで公式戦の出場は10試合程度だが、6月に最初のプロ契約を結び、今回のツアーに選出された期待の新星だ。中盤であればどのポジションでもプレー可能であり、高い技術と戦術眼を持ってタイミング良く味方を活かすパサータイプ。OBのマチュー・ボドメ氏が以前に「彼が持つと時間が止まる」と語るなど、不思議な空気感でゲームをコントロールする選手だ。彼もまた、ルイス・エンリケ監督の就任で恩恵を受けるであろう1人だ。若手選手にとっては厳しい環境でもあるPSGのトップチームで、存在感を発揮するチャンスを活かしたい。

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    36 DFセリフ・ニャガ(フランス)

    17歳の新鋭サイドバック。2019年からポルトのアカデミーに所属していたが、ポルトでのプロ契約を拒否し、2023年1月にPSGのアカデミーへと加入した。U-19チームに所属していたが、2023年4月のアンジェ戦では初めてトップチームのベンチ入りを果たしている。ヌーノ・メンデスと同タイプの左サイドバックで、卓越した身体能力を武器とする。クリストフ・ガルティエ前監督は「左足で、非常に爆発力があり、パワフルで、優れたテクニカルな能力を持つ」と評価。今夏のジャパンツアーではメンデスが来日メンバーに含まれておらず、ベルナトやクルザワとともにアピール合戦に臨むこととなる。

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    37 DFミラン・シュクリニアル(スロバキア代表)

    サンプドリアで評価を高めたミラン・シュクリニアルは2017年にインテルへ。トップクラブで世界屈指のCBに成長し、近年はキャプテンも務めるなど中心選手となった。しかし、今夏にインテルとの契約を満了し、かねてより噂に挙がっていたPSGを新天地に選んだ。190センチ近い恵まれた体格を持ちながら、ボールさばきも上手く、4バック、3バックどちらでもプレー可能なCB。新シーズンからはルイス・エンリケ監督が指揮を執るが、よりポゼッションスタイルになることが予想されるだけに最終ラインのキーマンの一人となりそうだ。これまでキャリアを通じて大きな負傷はなかったが、昨季最後の5カ月を背中の負傷で棒に振った。そのため、プレシーズンから新チームで存在感を示したいところだ。

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    38 MFイーサン・エンバペ(U-16 フランス代表)

    兄のキリアンと同時期の2017年にPSGの育成組織に加入し、2022年には親善試合ではあるがトップチームでのデビューも果たしているイーサン。今夏のプレシーズンでも最初からチームに帯同すると、今回の日本ツアーにも選出された(一方で兄は選外に)。驚異的なスピードと得点力でゴールを量産する兄とは違い、高いテクニックを活かして中盤でチャンスメイクを担う司令塔タイプ。16歳でのメンバー入りは大きな期待を集めてこそだが、新シーズンも引き続きアンダーカテゴリーでの戦いが予想される。そのため今回の日本ツアーでトップレベルの選手たちに揉まれ、その経験を今後のキャリアに活かすきっかけを掴みたいところだ。

  • 39 FWイリエウ・ウスニ(U-18フランス代表)

    モロッコにルーツを持つフランス出身の18歳であるウスニは、ユース時代にPSG入り。今年1月のクープ・ドゥ・フランスでトップチームデビューし、2月に行われたリーグ・アン第23節のモナコ戦でも途中出場した。センターフォワードを主戦場としているが、ポジションを下げながらタメを作ったり、サイドに流れてから自ら仕掛けていくスタイル。身体の線こそ細いものの、抜群の足下の技術を駆使して相手をいなすことが可能。繊細なボールタッチやインテリジェンスを感じさせるパスにも注目だ。

  • 43 MFノア・レミナ(U-17 フランス代表)

    ガボン代表MFマリオ・レミナの弟で、2022年にPSGとプロ契約を結んだ逸材。これまでトップチームでの招集はなかったが、この日本ツアーで初めて帯同することになる。主にトップ下や右ウイングが主戦場で、繊細なタッチとスピードを活かしたドルブルを武器に、自ら状況を打開していくアタッカーだ。トップレベルでの実力は未知数だが、昨季のUEFAユースリーグ5試合で4ゴール1アシストの活躍を見せるなど、秘めたポテンシャルは絶大。プレシーズンではその片鱗を示したい。

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    44 FWユーゴ・エキティケ(U-20フランス代表)

    フランスで将来を嘱望されている21歳のアタッカーであるエキティケ。スタッド・ランスからのレンタルでPSG入りした昨シーズンは、公式戦32試合で4ゴールをマークした。予定どおり買い取りオプション行使の運びとなったが、より存在感を示さなければPSGで立ち位置を形成するのは簡単ではない。長身を活かしたポストワークや、サイドに流れてからの独特のタッチを活かした仕掛けなど、そのプレーにはスケールの大きさとポテンシャルを感じさせる。この日本ツアーで新指揮官にしっかりと長所をアピールしたい。

  • 50 GKルイ・ムーケ(U-20ポルトガル代表)

    2004年生まれの19歳であるルイ・ムーケが若手GKの枠で来日メンバー入り。PSGユースで順調にステップアップし、新シーズンはトップチーム定着を目指すことになる。昨シーズンにU-19チームのゴールマウスを守ったGKは、母国ポルトガルのU-20代表でもデビュー。出番が訪れればルイス・エンリケ新監督に直接アピールできる絶好のチャンスとなる。

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    99 GKジャンルイジ・ドンナルンマ(イタリア代表)

    2021年にミランからフリーでPSG入りしたイタリア代表の守護神。ケイラー・ナバスとポジションを争った初年度こそミスが目立ったが、昨シーズンは公式戦48試合に出場、リー・アンで全試合先発して13度のクリーンシートを記録するなど、チームの優勝に貢献した。十分な経験を有しているが、まだ24歳と伸び代も大きい。ゴールマウスを小さく見せる圧倒的な存在感を誇るGKは今シーズン、ルイス・エンリケ監督が目指すフットボールへの適応、とりわけビルドアップ時のボールコントロール面での成長を示したい。

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    PSGはジャパンツアー2023で7月25日にアル・ナスルと、同28日にセレッソ大阪、8月1日にインテルと対戦する。

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    PSGチケット情報&ビッグクラブ 2023年来日情報

    PSGのほかに、今夏はマンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン、バルセロナ、セルティックと注目クラブが来日する。

    ▶パリ・サンジェルマン(PSG)来日情報2023 試合日程・チケット販売価格・放送予定

    欧州サッカークラブの2023年来日情報については以下の記事でも紹介している。

    ▶欧州サッカークラブ来日情報2023|チケット販売日程・価格・対戦カード・会場・放送予定