「彼らは良い判断をした！」ペップ・グアルディオラがプレミアリーグを非難。マンチェスター・シティはFAカップ決勝からわずか3日後に重要なボーンマス戦へ

グアルディオラ監督は、プレミアリーグのトップ5入りと来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きな影響を与えるホームでのボーンマス戦が、土曜日のクリスタル・パレスとのFAカップ決勝戦からの回復時間を確保するため、火曜日ではなく水曜日に延期されるべきだったと主張している。

シティは土曜日にボーンマスと対戦する予定だったが、カップ決勝への出場のため試合が延期された。グアルディオラは、シティがトッテナムとの試合とカップ決勝の間に短い準備期間しか与えられなかったことを、トッテナムのアストン・ヴィラ戦がヨーロッパリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦に備えるため、この金曜日に延期されたことと対比させた。

グアルディオラは記者会見で次のように述べた。

「トッテナムは金曜日にヴィラと対戦する（ヨーロッパリーグ決勝戦のため）。良い判断だ。皮肉や嘲笑のつもりはない。プレミアリーグは良い判断をした。私たちは常に準々決勝、準決勝を戦い、水曜日にアウェーで試合をし、その後土曜日に準決勝を戦う。今シーズンは［ノッティンガム・フォレストとの準決勝］を日曜日に戦ったが、その日は追加の日が必要なかった。人々は放送局やより多くのファンを理由に言うが、私は水曜日に戦うことを確実に望んでいる」

グアルディオラは、シティの懸念が競技大会の主催者によって真剣に受け止められていないと主張している。昨年、『BBC』がシティに 、レアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ準決勝（延長戦に及んだ試合）の3日後にチェルシーとのFAカップ準決勝をプレーするよう命じた際 、彼はゲイリー・リネカーに対して激しく批判した。その試合は1日後に延期する選択肢があったにもかかわらずだ。彼は説明した。

「私たちはこの状況と9年間、毎シーズン戦ってきた。私たちは火曜日の夜、激しい、フィジカルな、強力なチームであるボーンマスと対戦しなければならず、彼らはヨーロッパリーグ出場をかけて戦っている。私たちはその状況に対処しなければならない」

シティはFAカップ決勝に3年連続で進出を果たし、昨年決勝でマンチェスター・ユナイテッドに敗れた雪辱を晴らすことを目指している。しかし、彼らはリーグの順位に懸念を抱えているだろう。金曜日にチェルシーがユナイテッドを破り、アストン・ヴィラがトッテナムを破ったことで、シティは順位表で6位に後退した。この結果により、シティはシーズン最終戦でボーンマスとフラムを破らなければ、欧州のトップリーグへの復帰を確実にするためには勝利が必須となる。