Nottingham Forest v AS Monaco - Pre-Season FriendlyGetty Images Sport

ポグバの2年ぶり復帰が間近に…南野拓実との共演も迫る

  • このフランス人選手が最後にプレーしたのは、ドーピング禁止処分を受ける前の2023年9月にユヴェントスで出場した試合だった。2024年10月に4年間の出場停止処分が18カ月に短縮され、同年後半にユヴェントスを退団した後、夏にモナコへフリー移籍した。32歳の彼は7月からチームメイトと共に定期的にトレーニングを積んできたが、まだ試合出場可能な状態とは見なされていない。リーグ・アンのクラブは6月の加入時に3カ月間の復帰プログラムを策定し、10月上旬の復帰を目指してきた。

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  • Paul Pogba MonacoGetty Images

    モナコのチャンピオンズリーグ・マンチェスターシティ戦を前に、アディ・ヒュッター監督はフランス人選手がインターナショナルマッチウィーク明けにデビューする可能性があると明かした。

    「ニース戦での招集を期待していたが、アンジェ戦まで待つ必要があるかもしれない。インターナショナルマッチウィーク明けに出場できればいいね」

    先にオーストリア人監督は、フランス人選手の復帰を急がせない方針を明確にしており、適切な形で段階的に復帰させたい意向を強調していた。

  • 2018年ワールドカップ優勝者のキャリアは数々の論争に直撃された。当時マンチェスター・ユナイテッドの監督だったジョゼ・モウリーニョとの公に報じられた緊張関係は、彼を不本意な注目を浴びる立場に追いやった。ピッチ外でポグバは数々の論争に巻き込まれ、直近では2023年にテストステロン陽性反応で4年間のドーピング禁止処分を受けた(後に控訴で18カ月に減刑)。現在モナコでプレーするポグバには、新たなページを開く機会が訪れている。

  • FBL-FRA-LIGUE1-MONACO-METZAFP

    ポグバは日曜日のニース戦を欠場する見込み。だが、10月18日のアンジェ戦で、ついにピッチに復帰を果たす可能性がある。日本視点で見れば、南野拓実との共演での効果も期待されるところだ。

    一方のモナコはリーグ・アンで4勝2敗の4位につけているが、チャンピオンズリーグ初戦でクルブ・ブルッヘに1-4で敗れた。主将デニス・ザカリアとアンス・ファティの負傷により、ポグバの復帰はヒュッター監督率いるチームにとって追い風となるだろう。