- ポグバはドーピングでの出場停止処分後、現在フリーエージェントに
- MLSまたはサウジへの移籍が噂されている
- 最後に試合に出場したのは2023年9月4日
Getty Images Sportポグバのドーピングによる出場停止処分が終了。MLSまたはサウジアラビアへの移籍を検討中か
何が起こったのか?
ポール・ポグバは火曜日(3月11日)、プロサッカー復帰に向けて重要な一歩を踏み出した。マンチェスター・ユナイテッドやユヴェントスで活躍したポグバは、2023-24シーズンに禁止物質の陽性反応により課された18ヶ月の出場停止処分を完了した。
Getty Images Sport全体像
ポグバはユヴェントス在籍時の2023年8月20日のウディネーゼ戦後にドーピング検査で陽性反応を示し、非内因性物質が検査結果で見つかったことで、2023年9月11日に暫定的な出場停止処分を受けた。その後、2024年2月29日、イタリアのアンチドーピング国家裁判所によりドーピングで4年間の出場停止処分が科され、2024年10月4日には処分が18ヶ月に減刑され、2025年1月からトレーニングを開始できることになった。また、彼とユヴェントスの契約は2024年11月に相互合意により解除されている。
イタリアメディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』と『Repubblica』によると、ポグバの最も可能性の高い移籍先はメジャーリーグサッカー(MLS)またはサウジ・プロフェッショナルリーグのままとのこと。マイアミで家族と時間を過ごした後、ポグバはデイビッド・ベッカムのインテル・マイアミへの移籍、またはエンゴロ・カンテやカリム・ベンゼマなどのフランス人スターがプレーするアル・イテハドへの移籍を検討している可能性がある。それだけでなく、元ユヴェントスのディレクターであるパヴェル・ネドベド氏も最近、アル・シャバブのスポーティングディレクターに就任したことで、ここへの移籍も可能性が生まれているようだ。
補足情報
ポグバが最後に90分間フルで試合に出場したのは、ほぼ正確に3年前の2022年3月12日、オールド・トラッフォードでのマンチェスター・ユナイテッド対トッテナム戦。この試合は3-2で勝利している。
Getty Images Sport次はどうなる?
ポグバが次にどこでプレーするかについての確認はないものの、マンチェスター・ユナイテッドに三度、戻るという憶測がある。実際、元レッドデビルズのストライカーであるドワイト・ヨーク氏は、明らかに今世紀以降最悪のシーズンを経験しているマンチェスター・Uで彼にもう一度チャンスを与える準備ができていることを明かした。
「興味深い視点だ。私はポール・ポグバに3度目のチャンスを与えるだろう。間違いなく、現在のユナイテッドが持っているものと、彼が生み出せることを知っているからだ。明らかなのは、残り2ヶ月で考えてみようということ。契約を与えてみよう。ここで自分を証明する時間がある。来て、プレーして、この状況を手助けしてくれればポグバはとても喜ぶだろう。おそらく彼は安定のために長期契約を望むかもしれない」
「彼の名前が挙がっている理由がわかる。マンチェスター・ユナイテッドは苦戦しており、ポグバは非常に優れた選手だからだ。31歳とはいえ、彼は現在我々が持っている選手よりはるかに優れていると思う。そして、MFのどの選手よりもはるかに優れた選手をフリーで獲得できるなら、やるべきだろう」