2023年夏に契約満了でフリーとなるサッカー選手は？ | 欧州移籍市場

2021年にバルセロナから移籍したリオネル・メッシは、PSGとの現行契約の2年目を迎えている。パリに本拠地を置くクラブは、メッシのフランスでの滞在をさらに1年延長するオプションを持っている。

バルサを去ったにもかかわらず、ジョアン・ラポルタは、彼のキャリアを締めくくるためにカタルーニャに戻る可能性についての話が続いている。「メッシのバルセロナでの章が終わったとは思っていない。そして、その章がまだ開いていること、閉じていないことを確認するのは、我々の責任であると信じている」と宣言した。

メジャーリーグサッカーやサウジアラビア移籍、アルゼンチンへの里帰りも噂されているが、その去就はそうなるのだろうか。

カルロ・アンチェロッティ率いるレアル・マドリーで驚異的な活躍を続けるカリム・ベンゼマは、2022年のバロンドールに輝いた。しかし、2021年にサインした契約延長は、2022-23シーズンの終了時に切れることになっている。

このフランス人ストライカーの1年延長が間近に迫っているという話もあり、これは誰も驚かないだろうが、その動きはまだ公式確認待ちである。

カンテのチェルシーとの現行契約は、2023年夏に満了を迎える。2016年にレスター・シティからチェルシーに加入したフランス代表MFは、その後2018年に改めて5年契約を締結し、今シーズン限りでその契約が終了する。

カンテの次のステップがどうなるかはまだわからないが、この半年でスタンフォード・ブリッジに変化の風が吹き、バルセロナを含む欧州のエリートたちとの関係が取りざたされている。

レスター・シティとの現行契約が終了間近のティーレマンス。アーセナルを含むプレミアリーグのビッグチームは、シーズン開始以来、フォクシーズとの交渉が進展していないこのベルギー人MFに注目している。

セルヒオ・ブスケツのバルセロナでの14年間の在籍は、2022-23シーズン末に契約が満了となり、間もなく終わりを迎えるかもしれない。カタルーニャと新契約の話は出ておらず、夏には35歳になるこのMFは、並外れた、トロフィーだらけの滞在を経て、移籍する可能性がある。

ジョルジーニョのチェルシーでの5年間の滞在は、現在進行中の残りのシーズン中に両者が延長に合意しない場合、夏に終了する。

ジョルジーニョは2018年にナポリから到着し、それ以来スタンフォード・ブリッジの中心選手として活躍してきた。昨夏にはユヴェントスからの関心が噂されていたが、代理人によれば、近々クラブと同選手の間で話し合いが持たれる可能性があるという。

2016年にボルシア・ドルトムントからマンチェスター・シティに加入したイルカイ・ギュンドアンは、これまでプレミアリーグで輝かしい実績を残してきた。ペップ・グアルディオラ監督の中盤で非常に重宝されているが、シティが2023年6月に満了する契約の延長を認めなければ、退団する可能性がある。

トニ・クロースは、バイエルン・ミュンヘンからレアル・マドリーに移籍して以来、中盤のスター選手として君臨してきた。一時は現役引退もささやかれたが、今では契約延長に接近しているとみられている。

ロベルト・フィルミーノはリヴァプールで8年目のシーズンを過ごしているが、2022-23シーズンがレッズでの最後のものになることが確実になった。このブラジル人スターはアンフィールドの古株の一人だが、30代にもかかわらず、ダルウィン・ヌニェスの大金での獲得によって、彼に火がついたのである。

ルカ・モドリッチのレアル・マドリーとの契約は2022年に切れる予定だったが、クロアチア代表MFは昨年6月に1年間の契約延長にサインした。現在の契約では、37歳の彼は2022-23シーズンの終わりまでマドリーにいることになっているが、2024年まで契約を延長するオプションがあるのではと言われている。

ナビ・ケイタはマンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドでシーズンを棒に振ることになった。現在ではフリーでの退団が決定的とみられている。

ズラタン・イブラヒモヴィッチは、2022-23シーズンが始まる前に引退するのではないかと囁かれていたが、今季終了までクラブにとどまる新契約にサインしたことで、その噂は一蹴された。しかし、イブラヒモヴィッチは現在膝の怪我から回復中であり、復帰はまもなくだろう。ミランと、41歳の選手が契約延長を決断するのか、注目されるところである。