ジンチェンコは移籍に前向き？ミランがテオ・エルナンデスの後釜としてアーセナルと交渉を開始

ミランはテオ・エルナンデスの退団に備え、オレクサンドル・ジンチェンコを獲得する可能性についてアーセナルと接触を開始したようだ。ジンチェンコは昨シーズンの限られた出場機会と契約満了が近いことから移籍に前向きで、2000万ユーロ（約33億8000万円）以下での取引で合意される可能性があるとのこと。ただし、高額な年俸が障害となっている模様だ。

テオ・エルナンデスがサウジアラビアのアル・ヒラルへの移籍を控える中、ミランは舞台裏で後任確保に向けて動き出している。ジンチェンコが最有力候補だが、クラブ・ブルージュのマキシム・デ・カイパーにも注目している模様。給与を含む財政交渉が、移籍実現の鍵を握ることになる。

現在28歳のジンチェンコは、アーセナル加入前にはマンチェスター・シティでプレーしていた。昨シーズンの出場時間は限られていたが、ミランはサン・シーロで6シーズンを過ごしたテオ・エルナンデスの適切な後継者と見なしている。

ミランは先に、テオ・エルナンデスの移籍を完了させて予算を確保する必要がある。それが実現すれば、ジンチェンコまたはデ・カイパー獲得に向けて積極的に動くと予想される。ジンチェンコ陣営との年俸交渉は継続中で、長期契約の可能性も検討されているようだ。