Getty Images Sport9月半ばからノッティンガム・フォレストの指揮を取るアンジェ・ポステコグルー監督。しかし、指揮した7試合で2分け5敗と勝利なし。そして2日にホームで行われたヨーロッパリーグのミッティラン戦に2-3と敗れた後、スタンドのサポーターからは「朝にはクビだ」とのチャントが発生するなど、去就が大きな話題となっている。
『デイリー・メール』によると、フォレストのオーナーであるエヴァンゲロス・マリナキス氏ら上層部は、10月のインターナショナルウィークを利用して指揮官の状況を評価している模様。そして、早期解任はクラブの状況をさらに不安定する可能性があるとし、続投を決断したようだ。
Getty Images Sport同メディアは、ポステコグルー監督の続投には複数の要因があると指摘。1つ目は、現チームをさらに混乱に陥れるリスクを取らず、インターナショナルウィーク明けのチェルシー戦が起爆剤になることを期待しているという。
また、マルコ・シウバ監督(フラム)を後任最有力として検討していたものの、シーズン中の引き抜きには多額のコストがかかることを懸念。またフラムとの交渉が複雑になることから、同指揮官がフリーになるのを待つ考えのようだ。
さらにフォレスト上層部は、シーズン開幕数週間でヌーノ前監督を解任し、さらに数週間でポステコグルー監督を解任した場合、将来的に著名な指揮官を招聘することが難しくなることも懸念していると伝えられている。
Getty Images Sportポステコグルー監督は昨季、トッテナムでヨーロッパリーグ優勝を達成し、クラブに17年ぶりの主要タイトルをもたらした。しかし、シーズン終了後に解任の憂き目にあっている。
そして今年9月からフォレストの指揮官に就任したが、新天地で苦しい時間が続いている。
フォレストは、インターナショナルウィーク明けの18日にチェルシーと対戦。23日にはヨーロッパリーグでポルトと、26日には敵地でボーンマスと対戦する。
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