「彼を表現する他の言葉はない」フリックがヤマルを称賛。一方で管理は「簡単ではない」

バルセロナの監督フリックは、カタルーニャでまたしても驚異的なシーズンを過ごした若手選手ヤマルに対し、謙虚さを保ち、引き続き努力を続けるよう促した。この10代選手は、自身の驚異的なパフォーマンスでスペインをEURO2024の栄冠に導いたわずか1年後に、バルセロナがラ・リーガのタイトルを奪還する立役者となった。

ヤマルは2024-25シーズンのラ・リーガ35試合で9得点13アシストを記録し、チームがチャンピオンズリーグ準決勝進出を果たした期間中には5得点をマーク。彼の評価は驚異的なスピードで高まっており、フリックはヤマルが若手のうちに適切なケアを受けるよう意識している。

『バルサ・ワン』のインタビューで、フリックは次のように述べた。

「ラミンは天才だ。彼を表現する他の言葉はない。そして彼はまだ17歳だ。彼を助ける必要があると思う。彼もそう望んでいることを願っている。彼をケアできることを。なぜなら彼は若く、今現在はすべてが簡単に見えるからだ。しかし、簡単に見えるかもしれないが、実際はそうではない」

「今後15年間、最高レベルでプレーしたいなら、非常に厳しいトレーニングを積み、精神的にも最高レベルを維持しなければならない。それが最も重要なことだ。ラミンは賢く、知性がある。ただ楽しむだけではない。努力を重ねる必要がある。このような才能を持った選手は、それが必要だからだ」

バルセロナは来月開催されるクラブワールドカップに出場するチームには含まれていないが、ヤマルはスペイン代表のネーションズリーグ決勝大会の選手名簿に選出された。欧州王者であるスペインは、ドイツまたはポルトガルとの決勝進出をかけてフランスと対戦する。