買取条項発動を検討中？アーセナルの新SDがニコ・ウィリアムズと夏の移籍に関して会談

移籍市場が開く時期に、ニコ・ウィリアムズはイングランド行きが実現する可能性がある。アーセナルはアトレティック・クルブの注目選手の獲得の最有力候補となっているようだ。

『Foot Mercato』によれば、新たに就任したアーセナルのスポーティングディレクターであるアレクサンドル・ベルタ氏は最近、夏の移籍の可能性についてウィリアムズ陣営と会談を実施。アーセナルはウィリアムズの契約に含まれる6000万ユーロ（約97億7000万円）の買取条項を発動する準備ができているという。

昨夏、ウィリアムズはEURO2024でスペイン代表として優勝に貢献。その活躍を見せた後、バルセロナへの移籍が濃厚と報じられていた。しかし、ウィリアムズはサン・マメスに残留し、カタルーニャのクラブは代わりに彼の代表でのチームメイトであるダニ・オルモを獲得することになった。

最近の数ヶ月間、アーセナルはチェルシーやバイエルンとともにウィリアムズを引き抜くことが期待されており、現在はアーセナルが最有力候補となっている。実際、2週間前の報道では、ミケル・アルテタ監督率いるチームがウィリアムズ獲得の最有力候補であり、5年契約で週20万ポンド（約4000万円）のオファーを提示する準備ができていると明かされた。スポーティングディレクターのベルタ氏は、ウィリアムズの側近と会談したというニュースはこの噂に信憑性を与えるものとなっている。

バルセロナは昨夏、ウィリアムズの獲得を実現できなかったものの、今シーズン終了時の獲得に依然として意欲を示している。しかし、バルセロナとチェルシーの両クラブは慎重に進める必要がある。というのも、バルセロナは最近、選手登録の問題に直面しており、一方チェルシーはトッド・ボーリー氏の下でFFP（財政的フェアプレー）規制に対応しなければならないからだ。

週半ばにフルハムに対して2-1の勝利を収めた後、アルテタ監督率いるチームは土曜日にエヴァートンと対戦。現在、9ポイント差（1試合少ない状態）でトップに立つリーグ首位のリヴァプールとの差を縮めることを目指す。