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アルテタの秘密兵器か。アーセナルが元リヴァプールの「スローイン・コーチ」を電撃雇用

  • 『イブニング・スタンダード』によると、アーセナルは2004年以来となるリーグタイトル獲得への「空白期間」に終止符を打つべく、グロンネマーク氏の獲得に踏み切ったとのこと。現在、アーセナルはセットプレーからリーグ最多クラスとなる12ゴールを記録しており、イングランドでも屈指の危険なチームと見なされている。2位のマンチェスター・シティに勝ち点6差をつける中、アルテタ監督はわずかな差が勝敗を分ける現代サッカーにおいて重要だと判断して決断を下したようだ。

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    グロンネマーク氏は、リヴァプールがチャンピオンズリーグを制覇した2018年に加入し、クロップ監督の下で5年間スタッフを務めた人物だ。もともと母国デンマークでは陸上競技のアスリートとして活動しており、実際にスローインの最長飛距離で世界記録を保持していた。また、ボブスレーのデンマーク代表として4年間活動した異色の経歴を持つ。

    リヴァプールでの仕事がイングランドでの初職となった彼は、単に遠くへ投げるだけでなく、スローインの状況からいかにボールを保持し、攻撃を構築するかという方法論をチームに浸透させることに長けている。アルテタ監督は以前、セットプレーの重要性について次のように語っていた。「10年も前のことだが、『セットプレーを極めることは大きな武器になる』というビジョンを持ち、その方法論を実装するために最高の人々に囲まれようと努めてきた」

  • グロンネマーク氏は2024年のインタビューで、リヴァプールのに招かれた際のスローインの重要性について語った。

    「クロップから電話があり、『リヴァプールは素晴らしいシーズンを過ごしたが、スローインが非常に悪かった』と言われた。彼は『ビルト』で私についての記事を読み、連絡をくれたのだ。私が就任した当時、データによればリヴァプールの『プレッシャー下でのスローイン保持率』はプレミアリーグ18位だった。しかし、最初のシーズンで保持率は45.4%から68.4%へと劇的に改善し、18位から1位になった。人々は単なるスローインだと思うかもしれないが、1試合に40〜60回は発生し、合計で20分間も費やされる。サッカーにおいてこれほど巨大な要素を、人々は何年も軽視してきたのだ」

    彼はクロップ監督との驚きのエピソードも明かした。

    「ユルゲンから電話があった時は本当に衝撃を受けた。家族とチョコレートショップにいた時だ。+44(イギリスの国番号)からの着信を見て、てっきりペンを売り込んでくるセールス電話だと思った。ボイスメールを聞くと彼からのメッセージで、心臓がバクバクした。折り返しの電話を待っている間、車を運転していたが、彼から着信があった瞬間に慌てて草地に車を乗り入れたほどだ。彼はテネリフェ島での休暇中、ビーチチェアでビルトを読んで私を知ったと言っていた。スローイン・コーチなんて存在、聞いたこともなかったそうだ」

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    グロンネマーク氏を迎えたアーセナルは、FAカップ3回戦でポーツマスと対戦。その後、カラバオカップ準決勝第1レグのチェルシー戦、そしてノッティンガム・フォレスト戦と重要な連戦が続く。

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