アギーレが日本とのスコアレスドローに率直な思いを告白「我々は相手より上ではなかった」

メキシコ代表はオークランド・コロシアムでの親善試合で日本代表と対戦し、スコアレスドローとなった。2026年ワールドカップに向けた強化試合において、メキシコはハビエル・アギーレ監督に答えよりも多くの疑問を残すに至った。指揮官は試合後に口を開き、日本がこの結果に値すると認めた。

「これは強化試合だったが、我々は相手より上ではなかった。我々は勝利に値しなかった。彼らは激しくプレスをかけ、我々を困難にした。ドローは公平だった。見事ではなかったが、こうした試合は我々がどこにいるかを評価するのに役立つね」

日本が前半の多くの時間を支配し、ゴールキーパーのルイス・マラゴンに重要なセーブを強いた。ヨハン・バスケスがゴールライン上でシュートをクリアする必要さえあった。メキシコの夜は28分にキャプテンのエドソン・アルバレスがハムストリングを負傷したことで悪化し、後に主将はエリック・リラと交代するに至った。

後半、イルビング・ロサーノの投入がエネルギーを注入したものの、メキシコは依然として日本の組織された守備陣を崩すことに苦労した。さらに悪いことに、セサル・モンテスがVAR判定でレッドカードを受け、最後は10人で試合を終えることとなった。一方、数的優位にも関わらず、日本もゴールを決められず、スコアは0-0のままだった。

アギーレ監督は日本の優れたペースとフィジカルを認めた。

「彼らのスピードと激しさに驚かされた。彼らの選手の多くはヨーロッパにいるので、彼らのリズムは違う。我々は前半を与えてしまいましたが、姿勢のせいではなく、彼らに上回られたからだ」

アギーレ監督は後半のポジティブな面を指摘し、ロサノ、ヘルマン・ベルテラメ、リラの決められなかったチャンスにも言及した。一方、ロサーノはメキシコ代表復帰について思いを語った。

「本当に代表に戻りたかった。神に感謝する機会を与えられた。ハビエルが機会を与えてくれ、僕はそれを最大限活用しなければならなかった。一生懸命働き、良いパフォーマンスを見せ、前進し続ける必要がある。非常に良いチームで、非常に重要で非常に才能のある選手がいる。僕たちは常にワールドカップに出場し、今では素晴らしい選手がいるチームと対戦していると思うよ」

メキシコは火曜日の韓国戦に注目を向け、日本は同じ日にアメリカと対戦する。