Getty Images Sport今夏にブレントフォードからマンチェスター・ユナイテッドへ加入したマテウス・クーニャ。6250万ポンドという高額な移籍金で加入したが、プレミアリーグ6試合でいまだゴールなしの状況が続いている。
そんなクーニャだが、『globo』のインタビューでは自身のポジションについて言及。ストライカーではなく、“10番”により近いと自認しているようだ。また、ブラジル代表として東京オリンピックで金メダルを獲得して以降のプレッシャーについても語った。
「マンチェスター(ユナイテッド)でプレーしているからピッチ上の動きがより注目され、僕のプレースタイルが深く理解されるようになったと思う。それは重みの一部であり、特権でもあるよ。その重みは東京オリンピック(2021年ブラジル代表として)の後に来たものだね。もしその重みを背負ってチャンピオンになれるなら、自分のポジションについて多少の混乱が生じても耐える価値はあると思うよ」
Getty Images「代表チームに来た時、僕は“9番”という固定観念を持っていたんだ。でも、根本的なプレースタイルはミッドフィルダーだった。プロになって初めて4-3-3のシステムに出会ったんだ。適応せざるを得なかった。センターフォワードかウイングか、あるいは“8番”のポジションをこなす必要があった」
「ミッドフィルダーのポジションは排除され、適応を迫られる。でも、僕はこれを前向きに捉えているよ。様々なポジションを経験できたからだ。特に代表チームの短期集中型大会では尚更だ。多才な選手がいることは、どの監督にとっても大きな助けとなる」
一方で、マンチェスター・ユナイテッドでの生活には満足しているようだ。
「人間として何よりも求めていたものを、少しずつ見つけつつあるね。人は常に成長を望むもの、それは人間の本性だ。でも、時には立ち止まってこの瞬間を楽しむしかない」
「世界最高の代表チーム、世界最高のクラブの一つでユニフォームを着られる特権を感じているよ……これは素晴らしい個人的な瞬間だ。素晴らしい家族がいて、もう一人小さな娘も生まれ、皆が健康で元気に過ごしている。こうした全てを前向きに楽しんでいるよ」
(C)Getty Imagesマンチェスター・ユナイテッドは、インターナショナルウィーク明けにリヴァプールと激突する。クーニャは「こうして代表チームに招集され、ユナイテッドに所属していることは、間違いなく選手として別次元、別次元の瞬間だ。可能な限り適応し、学ぼうとしているよ……まだ2カ月しか経っていないけど、クラブの現状や新加入選手として一刻も早く結果を出さければならない状況もあって、もう長く在籍しているような感覚だ。こうした全てが、代表チームでの適応を早め、最高の状態を感じさせる助けになっている」と前向きに語った。
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