マルセイユ指揮官がグリーンウッドに「この選手を参考に」と動画を見せた現役選手は？

マルセイユ指揮官のロベルト・デ・ゼルビ監督は、メイソン・グリーンウッドにより一貫性と強さを示してほしいと考えている。イタリア人監督はバルセロナのハフィーニャの働きぶりをグリーンウッドに見せたようだ。

「私は彼にハフィーニャの映像を見せた。彼は月曜日の試合で素晴らしいプレーを見せ、後半には走り込んでファウルも獲得した。それが5試合に1度ではなく、毎試合そうしなければならない。彼が走ると、誰もが彼についていく」

ハフィーニャはその技術力だけでなく、サイドで発揮する絶え間ないエネルギーでも広く評価されている。バルサでは、積極的にプレスをかけ、フルバックを助けるためにバックトラックし、ディフェンダーの背後を繰り返し走り回るフォワードとしての評判を築き上げている。たとえそのうちの1、2回しか直接チャンスにつながらなかったとしてもだ。デ・ゼルビはこの粘り強さが才能ある選手とトップレベルで試合を支配できる選手との違いだと考えている。

グリーンウッドにとっての問題は生来の才能ではなく、90分間を通して影響力を維持できるかどうかだ。デ・ゼルビは、最近のPSG戦での1-0の勝利をその好例として挙げている。今シーズン 2 ゴールを決めているグリーンウッドは、試合序盤に素晴らしいクロスを供給し、ナイエフ・アゲルドのゴールをアシスト。その後、力強いドリブルでファウルを獲得した。しかし、こうした活躍は散発的なものであり、持続的なものではなかった。

「5試合に1回ではなく、毎試合そうしなければならない」

ストラスブール戦の後、デ・ゼルビ率いるチームは9月30日にチャンピオンズリーグでアヤックスをホームに迎える。

「アヤックス戦に向けて準備する最善の方法は、明日の試合に集中することだ」とデ・ゼルビは強調。この一連の試合は、リーグ・アンとヨーロッパの両方におけるマルセイユのシーズン序盤の目標を決定づける可能性があり、イングランド代表のグリーンウッドには大きな責任が課せられることになる。