ノイアーの後継者？インテルのレジェンド、ジュリオ・セザールが「素晴らしい」サプライズ候補を指名

元ブラジル代表のセザールが、バイエルンがノイアーの長期的な将来を模索する中、意外な名前を候補に挙げた。39歳の主将はアリアンツ・アレーナで第一選択肢の地位を維持しているが、契約が最終段階に差し掛かる中、後継者候補への注目が集まっている。2010年にインテルでチャンピオンズリーグを制したセザールは、現在ブラジル・サントスで印象的な活躍を見せるブラザオを推している。

『スカイスポーツ』のインタビューで、セザールはバイエルンに誰を推薦するか尋ねられ、こう答えた。「ノイアーはバイエルンFCのアイドルだが、もう40歳に近づいている。バイエルンは将来を考えなければならない。ブラジルには素晴らしいゴールキーパーがいる：ガブリエル・ブラザオだ」

元インテルのゴールキーパーはさらにノイアーを称賛し、こう付け加えた。「彼は素晴らしいゴールキーパーだ。私は彼をとても気に入っている。40歳に近づいているのに、今も最高レベルでプレーしている。世界最高のゴールキーパーの一人だ」

ブラザオは2019年にクルゼイロから欧州へ移籍して以来、パルマやインテルでのプレーを含む紆余曲折のキャリアを歩んできたが、イタリアでは公式戦出場の機会を得られなかった。現在はネイマールと強いつながりを持つサントスに定着し、24歳の彼は安定したパフォーマンスで印象を残し、母国でも称賛を集めている。契約は2028年まで残っており、欧州移籍には高額な移籍金が必要となる可能性がある。バイエルンでは現在ヨナス・ウルビヒが控えGKを務めるが、ノイアーがブンデスリーガ全試合で先発を続ける中、クラブは長期的な後継計画をまだ正式に発表していない。

ノイアーは2026年ワールドカップでの復帰を望む声があるにもかかわらず、ドイツ代表復帰を否定した。しかし当面はバイエルンの正ゴールキーパーとして残留する見込みだ。ドイツ王者バイエルンは次節ヴェルダー・ブレーメンと対戦するが、象徴的な主将の退団後の体制を整えるにあたり、クラブが最終的に海外、おそらくブラザオに目を向けるかどうかが疑問視されている。