「問題は山積。この仕事は本当に大変だ」
マンチェスター・ユナイテッド指揮官ルベン・アモリムは、トッテナム戦(0-1)後に『スカイスポーツ』で今の心情を吐露した。これでプレミアリーグ15位に転落、開幕25試合で12敗は51年ぶりのワースト記録だ。昨年11月から指揮を執る指揮官は、この3カ月の仕事がこんなにも苦しいものだと想像していなかっただろう。今や降格圏を気にしなければいけない状況となっている。
一部ではアモリムに「信念を捨てるべき」との声もあるが、それは本質を見失っている。今の状況はシステムややり方の問題ではないだろう。率直に言って、一部の選手たちは指揮官の求めるレベルにプレー面もメンタル面も達していない。
そうした中で、半年以内に夏の移籍市場がオープンする。おそらくアモリムは自らの獲得希望リストを上層部に伝えるだろうが、PSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)を守るためにはまず売却が必要になる。つまり、この残り3カ月半で現所属選手は自らの価値を証明しなければならない。
今回は、“生き残り”を懸けて残りのシーズンを戦う必要がある選手たちをピックアップする。








