オナナに苦難の時が訪れる？マン・Uが狙うアントワープのGK獲得交渉が進展か

マンチェスター・ユナイテッドの幹部は、1700万ポンド（約33億8000万円）という破格の価格で獲得可能なセンネ・ラメンスについて、ロイヤル・アントワープと交渉を行っているようだ。23歳のゴールキーパーは最近、ベルギー代表にも選出された。アントワープに加入する前はクラブ・ブルージュでプレーしていた。『ガーディアン』によると、アンドレ・オナナは今回の移籍市場での退団の可能性は低いが、この獲得が成立した場合ポジション争いが激化することは間違いない。

オナナはオールド・トラッフォードで苦難の時を過ごしており、素晴らしいセーブを見せる一方で、基本的なミスによる大きな失点も犯している。新しいゴールキーパーの獲得は常に検討されていたが、アーセナル戦でアルタイ・バユンドゥルが犯したミスによりクラブの動きが加速したようだ。

マンチェスター・Uが新しいゴールキーパーの到着を間もなく発表する可能性がある一方で、クラブは多数の不要な選手の放出にも取り組んでいる。アレハンドロ・ガルナチョ、アントニー、ジェイドン・サンチョ、ティレル・マラシア、ラスムス・ホイルンドがまだチームに残っており、ルベン・アモリム監督は移籍市場終了前に彼らをクラブから移籍するために、この4人により一層の努力を促しているようだ。

マンチェスター・Uは、オナナが今シーズン後半にカメルーン代表としてアフリカネイションズカップに参加することを認識。同大会はクリスマスイブに開幕する。別のゴールキーパーを追加することは完全に理にかなっているが、オナナが正GKの座を失えば、将来的に自身の進路について決断を下す必要があるだろう。