そんなオナナは今夏の移籍市場での放出も噂されていた。しかし、PSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)の問題から売却は厳しいという。
『The Athletic』の著名記者デイビッド・オーンスタイン記者によると、マンチェスター・Uはオナナの獲得に4700万ポンド以上を費やしているが、この金額よりも高額のオファーが届かない限り、PSR上では損失として計上されるという。同記者は『NBC Sports』で語っている。
「これはオナナの将来に疑問を投げかけるものだ。彼は2023年夏に4720万ポンド(約89億円)で加入し、1年延長オプション付きの5年契約を結んでいる。高額で獲得するクラブが現れない限り、売却して利益を得る可能性はない。(獲得した金額よりも低い金額で売却する場合は)PSRにおいて損失として計上される。つまり、売却という可能性は排除されるだろう」
「彼はここ数か月で代理人を変更した。それは新契約か、条件の改善を意味するはずだった。だが彼は今後、移籍を検討せざるを得ないかもしれない。ユナイテッドにとっては想定外の状況だ」