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C・ロナウド、ルーニー、テベスの欧州王者マンチェスター・ユナイテッド(2007-08シーズン) | メンバー | レジェンドチーム
(C)Getty ImagesGK|エドウィン・ファン・デル・サール|引退
ピーター・シュマイケル退団後、GK問題に悩まされていたユナイテッドへ2005年に加入。34歳での移籍に疑問の声も一部では上がっていたが、ピッチ上のパフォーマンスですべてを払拭した。同シーズンの三冠達成を含む6つの主要タイトルを手にし、2011年に現役を退いている。
長身を活かしたハイボール処理や安定感抜群のゴールキーピング、足下の技術も備えていた守護神は引退後、2012年に古巣アヤックスのディレクターに就任。2015年にはCEOにまで昇進している。
(C)Getty ImagesDF|ウェズ・ブラウン|引退
地元マンチェスター出身で下部組織からデビューを果たし、1996年からトップチームでプレーしたDF。センターバックと右サイドバックを主戦場に、7度のリーグ優勝や2度の欧州制覇を経験し、2011年にサンダーランドへと移籍した。その後はブラックバーン、インドのケーララ・ブラスターズと渡り歩き、2018年に引退している。
引退後は指導者の道へ進み、アイルランド協会の下でUEFAのA級ライセンスを取得。ブラックバーンのU-23やアカデミーのコーチを務めた。
(C)Getty ImagesDF|リオ・ファーディナンド|引退
ヴィディッチと共に世界最高のコンビを築いたレジェンドの1人。エレガントなセンターバックは2002年からの在籍12年間で、6度のプレミアリーグ優勝やCL制覇を達成。キャリア終盤はスピードの衰えが目立ち、2014年に退団してからQPRで1年を過ごした後、現役引退した。
引退後は『BT Sport』の解説者に転向。2017年には38歳でプロボクサーを目指すことを発表したが、ライセンス申請を却下されたために実現しなかった。
(C)Getty ImagesDF|ネマニャ・ヴィディッチ|引退
2006年1月にスパルタク・モスクワから加入したヴィディッチは、強靭なフィジカルを活かしたタイトなマーキングや圧倒的な空中戦の強さを発揮。2007-08シーズンは公式戦45試合に出場し、チェルシーとのCL決勝でも120分間フル出場を果たした。
2014年のユナイテッド退団後はインテルへ。しかし、度重なる負傷もあり、十分な出場機会を得られず、2016年1月に現役を引退している。
(C)Getty ImagesDF|パトリス・エヴラ|引退
2006年から2014年まで、ユナイテッド不動の左サイドバックとして公式戦379試合に出場。5度のプレミアリーグ優勝などに貢献し、ユヴェントスへと移籍した。セリエAでは2017年までプレーし、同年にマルセイユへ加入。しかし、サポーターへキックを見舞った結果、解雇されることに。2018年2月にはウェスト・ハムと短期契約を結んだが、6月に退団。無所属が続いた後、2019年に現役引退を発表した。現在は指導者の勉強をしつつ、テレビ解説などを務めている。
(C)Getty ImagesMF|マイケル・キャリック|アシスタントコーチ
長短のパスを使い分けるオーガナイザーは、2006年夏にトッテナムから加入して主力に定着した。2季目となった2007-08シーズンは公式戦49試合に出場。スコールズの相方として、常に安定したパフォーマンスを提供した。
2018年にユナイテッドで現役を引退。名将たちの下でアシスタントコーチを務めており、現在もオーレ・グンナー・スールシャール監督を隣で支えている。
(C)Getty ImagesMF|ポール・スコールズ|引退
1994年にマンチェスター・Uの下部組織からトップチームへと昇格したスコールズ。あのジネディーヌ・ジダンをして、「彼は別格。スコールズと一緒にプレーできなかったのは後悔の一つ」と言わしめた、展開力と破壊力抜群のミドルシュート、攻撃センスを備えたセントラルMFとして名を馳せた。
2007-08シーズンは中盤にかけて膝のケガに悩まされることに。それでも、CL準決勝バルセロナとのセカンドレグで決めたミドルシュートは今でも語り草だ。このシーズン挙げたゴールは2つのみだが、大きな意味を持つこととなった。
2011年に引退を発表するも、2012年1月には現役復帰。そして2013年に2度目の現役引退となった。コーチやオールダムで監督を務めた後、現在は舌鋒鋭い解説者として活動しており、サルフォードのオーナーも務めている。
(C)Getty ImagesMF|アンデルソン|引退
2007年にポルトから大きな期待を受けて加入。しかしフィットネスなど様々な問題に苦しみ、目立った活躍を残せないまま2015年にインテルナシオナルへと移籍している。その後はコリチーバやトルコのアダナ・デミルスポルでプレーし、2019年に引退した。
(C)Getty ImagesMF | パク・チソン | 引退
膝の負傷によりシーズン大半を棒に振ったことで公式戦出場数20試合に満たなかったが、欧州制覇に大きく貢献した韓国代表のレジェンドも紹介。CL準々決勝のローマ戦、準決勝のバルセロナ戦で4試合すべてフル出場し、精力的な働きでCLファイナル到達に一役買った。
2005-06シーズンから7シーズンにわたってマンチェスター・Uでプレーしたのち、QPR、そして古巣のPSVにそれぞれ1シーズン在籍し、現役引退。CLのほかにも4度のプレミアリーグ制覇やFIFAクラブ・ワールドカップを手にしたダイナモは、当時のメンバーからも非常に高く評価されている。
(C)Getty ImagesFW|ライアン・ギグス|引退
1991年にトップチーム昇格してから、チームの主力として戦い続けたギグス。キレ味抜群のドリブルを武器に左サイドを制圧したウインガーだが、キャリア終盤はプレースタイルを変えて中盤セントラルで司令塔的な役割も担った。2007-08シーズンは公式戦43試合4ゴール11アシストの成績を残した。
2014年に現役を引退。2018年にウェールズ代表指揮官に就任したものの、数々の女性問題により、2020年11月からは停職に。
(C)Getty ImagesFW|ナニ|オーランド・シティ
2007年夏に加入したウインガーのナニは、圧巻のパフォーマンスを見せたかと思えば次の試合では著しく低調なプレーに終わるなど、ポテンシャルこそあれど一貫性を欠いた。2007-08シーズンは1年目となり、プレミアリーグでの先発は16試合に。公式戦41試合で4ゴール14アシストの成績を残した。
その後、フェネルバフチェやラツィオ、古巣スポルティング・リスボンなどを経て、2019年2月からMLSのオーランド・シティでプレーしている。
(C)Getty ImagesFW|クリスティアーノ・ロナウド|マンチェスター・ユナイテッド
このシーズンの3タイトル獲得の立役者であり、現在も世界の最前線を走るスーパースター。CLを制した同年にバロンドールを初めて受賞した。驚異的なペースで得点を重ねていき、2009年に当時の史上最高額でレアル・マドリーへと去っていった。
レアル・マドリーではそれを上回るペースで得点を量産し、2018年に加入したユヴェントスでも衰えを見せず。さらにはポルトガル代表として、代表歴代最多得点記録も更新。そして2021年夏、ユナイテッドへ電撃復帰を果たした。栄光の時代を再び取り戻す原動力になることが期待されている。
(C)Getty ImagesFW|カルロス・テベス|無所属
C・ロナウド、ルーニーとの強力トリデンテが機能性を発揮したのは、テベスの守備への献身性があってこそ。ウェスト・ハムからの移籍初年度となった2007-08シーズンは、公式戦48試合で19ゴールとコンスタントにゴールネットを揺らした。
1シーズンを過ごした後に宿敵のマンチェスター・シティに移籍したことが物議を醸したが、2シーズン連続リーグ20ゴール超えを記録するなど活躍。その後はユヴェントスで2シーズンにわたってゴールを積み重ね、上海申花でのプレーを経て母国クラブのボカに復帰した。今年6月の退団後、現在はフリーの状態が続いている。
(C)Getty ImagesFW|ウェイン・ルーニー|ダービー指揮官
マンチェスター・Uのレジェンドであるルーニーは、2007-08シーズンも絶対的な選手として活躍し、公式戦48試合18ゴール14アシストという成績を記録。2017年夏にチームを去るまでクラブの象徴として君臨し続けた。
マンチェスター・U退団後は古巣エヴァートンへ復帰し、DCユナイテッドを経てダービー・カウンティへ。選手兼任監督を経験し、2021年に現役を引退。そして、正式監督に就任している。
(C)Goal2007-08シーズン:基本メンバー
GK:ファン・デル・サール
DF:ブラウン、ファーディナンド、ヴィディッチ、エヴラ
MF:C・ロナウド、キャリック、スコールズ、ギグス
FW:テベス、ルーニー監督:ファーガソン
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