近年高騰し続けるサッカー界の“移籍金”。選手の移籍に際して支払われることがほとんどだが、中には監督の引き抜きに際して多額の金額を支払うケースも存在する。今回は、サッカー監督の“移籍金”歴代トップ7を紹介する。
(C)Getty ImagesGoal
1位は18億円!意外な人物に?サッカー監督の“移籍金”歴代トップ7とは…
Getty7位:ジョゼ・モウリーニョ(600万ユーロ)
2004年、ポルトで衝撃的なチャンピオンズリーグ制覇を達成。そして同年夏、チェルシーへと引き抜かれた。最初のシーズン、そしてクラブ創立100周年の記念となったシーズンで、いきなりプレミアリーグを制覇。黄金期を築いたが、2007年に解任。
Getty Images5位タイ:ブレンダン・ロジャース(620万ユーロ)
2012年、リヴァプールは620万ユーロでスウォンジーが引き抜き。2013-14シーズンには優勝まであと一歩のところまで迫ったが、悲願達成ならず。2015-16シーズンに解任。
imago5位タイ:マーク・ヒューズ(620万ユーロ:約7億4000万円)
2008年、UAEの投資グループに買収されたマンチェスター・シティは、成功をつかむために新たな指揮官を探していた。そこでクラブは、ブラックバーンに620万ユーロを支払いヒューズ監督を引き抜き。しかし、成績不振によって翌年解任された。
Getty4位:ジョゼ・モウリーニョ(800万ユーロ:約9億5000万円)
2010年、当時インテルを率いてチャンピオンズリーグ、セリエA、コッパ・イタリアの三冠を獲得したモウリーニョ。イタリア史上初の快挙を達成した後、800万ユーロでレアル・マドリーへと移った。3年間でリーグ制覇とコパ・デル・レイ優勝をもたらしている。
Getty Images3位:ルベン・アモリム(1000万ユーロ:約12億円)
現役時代にポルトガル国内で活躍したアモリムは、2018年から指導者キャリアをスタート。2019年にブラガへ移ると、12月からトップチームの指揮を任される。すると、初采配となった1月4日のベレネンセスSAD戦で7-1と大勝。その3週間後には、リーグ・カップ優勝を成し遂げた。すると3月、スポルティング・リスボンが1000万ユーロを支払って引き抜きを実行。ポルトガル国内で大きな話題となった。
Getty Images2位:ブレンダン・ロジャース(1050万ユーロ:約12億5000万円)
2019年2月、レスターはセルティックへ1050万ユーロを支払って招へい。今季はここまで3位に導き、チャンピオンズリーグ出場権獲得は目前。プレミアリーグで確かな手腕を発揮している。
Getty1位:アンドレ・ヴィラス=ボアス(1500万ユーロ:約18億円)
2010-11シーズン、当時33歳の若さでポルトガルの強豪ポルトを率い、リーグ、国内カップ、ヨーロッパリーグの三冠を達成。UEFA主催大会史上、最年少優勝監督となったポルトガル人指揮官。翌シーズンにチェルシーへと高額で引き抜かれたが、成績不振によって途中解任。なおその後、クラブはアシスタントコーチだったロベルト・ディ・マッティオが指揮し、同シーズンにチャンピオンズリーグ制覇を達成している。
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