マン・Uがガルナチョに対する要求価格を引き下げ。夏の移籍市場での「大売り出し」に向けて準備

マンチェスター・ユナイテッドのアレハンドロ・ガルナチョはシーズン開始以来、エリック・テン・ハーグ監督とルベン・アモリム両監督のもとで難しい時間を過ごしているため、最近は移籍の可能性が囁かれてきた。マンチェスター・U自体も苦戦しているが、クラブはアモリム監督に来シーズンに向けて彼の希望するチーム編成を与えることを選択しており、そのため夏に「大売り出し」を行うことを検討しているところだ。

報道によると、マンチェスター・Uは今夏アモリム監督に約2億ポンドの移籍予算を与えたいと考えており、その予算を達成するためには多くの選手を値下げして売却する必要がある。『Tutto Mercato』のニッコロ・チェッカリーニ氏によれば、マンチェスター・Uはガルナチョの要求額を6000万ユーロ（約97億円）から4500万ユーロ（約73億円）に今夏に向けて引き下げた模様だ。

ナポリは昨夏からガルナチョの獲得に興味を持っていたが、マンチェスター・Uがガルナチョをオールド・トラフォードに留めることを望んだため、移籍は実現しなかった。しかし、プレミアリーグ20回優勝のチャンピオンが現在20歳のウィンガーの売却に前向きになる可能性があるため、ナポリはウィンガーの獲得に向けて契約を結ぶ自由を得るかもしれない。

ガルナチョは調子が上がらない中で、チーム全体もアモリム監督の到着以来、苦戦している。マンチェスター・Uがヨーロッパリーグ準々決勝第2戦でリヨンと対戦する際に新しい組み合わせを試すことに積極的ではないため、ガルナチョはアモリム監督のチームでレギュラーとして次の試合は出られる可能性が高い。