Rasmus Hojlund Napoli 2025-26Getty

ホイルンドがナポリで「贖罪への意欲」を発揮!コンテの「巧妙な」補強をカペッロが称賛

  • ラズムス・ホイルンドのマンチェスター・ユナイテッドでの在籍期間はわずか2年、アタランタから高額移籍金で加入したものの、オールド・トラッフォードのファンを納得させることはできなかった。昨季は公式戦52試合でわずか10得点に終わり、ルベン・アモリム監督はチームの攻撃陣再編を決断。今夏にはベンヤミン・シェシュコ、マテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモといった新戦力が加入し、デンマーク代表FWは居場所を失い、最終的に買い取り義務付きのレンタルでナポリへ移籍した。
    セリエAに復帰した22歳のホイルンドは徐々に本来の調子を取り戻し、すでに公式戦6試合で4ゴールを記録している。

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    カペッロ氏は『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のコラムで次のように記している。
    「ナポリでプレーするというのはアタランタ時代よりも大きなプレッシャーがかかる。しかし彼はプレミアリーグでの経験を経て成熟し、自分の真の価値を理解したように見える。ユナイテッドでの時期を経て、彼の中に“贖罪への意欲”が芽生えているのを感じる」

  • もう一人の元マンチェスター・U所属選手であるスコット・マクトミネイも、2024年にナポリへ完全移籍して以降、セリエAで話題を呼んでいる。初年度にはセリエA年間最優秀選手賞を受賞したが、2025-26シーズンはまだ本調子を取り戻せていない。

    カペッロ氏はさらにこう述べている。
    「ホイルンドの獲得は特に賢い動きだ。なぜなら他のポジションでは、昨季ほどの影響力を発揮できていない選手(マクトミネイなど)がいるからだ。確かにコンテのチームは今季まだ多くの得点を挙げてはいないが、非常に組織的で、ホイルンドの加入は大きな意味を持つ。彼はすでにイタリアサッカーを理解しており、適応に苦労しないだろう」

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    ホイルンドのほか、ロレンツォ・ルッカ、マンチェスター・シティのレジェンドであるケヴィン・デ・ブライネらの加入でチーム力を強化したコンテ監督率いるナポリは、新シーズンを順調にスタート。開幕6試合で5勝を挙げ、現在リーグ首位に立っている。
    次戦は10月18日、インターナショナルブレイク明けにトリノと対戦する予定だ。