ベティスに完全移籍のアントニー「バイエルンを含め、5クラブから連絡があった」

アントニーのマンチェスター・ユナイテッドでの出場時間は、昨年11月にルベン・アモリムが指揮を執って以降、大幅に減少した。結局1月の移籍市場でレアル・ベティスへ期限付き移籍し、そこでの6カ月間で成功を収めた。ブラジル人選手は今夏、オールド・トラッフォードに戻ったが、構想外メンバーとして主力とは別の扱いでのトレーニングを強いられた。

現在25歳の彼は、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンを含む少なくとも5つのクラブと話をしたと主張。だが、ベティスに戻る決意を固めていたことを強調した。

『エル・パルティダーゾ』の取材に対し、アントニーは次のように語った。

「バイエルン・ミュンヘンと話し合いをした。700万ユーロのオファーだったかは分からないけど、95％で移籍するとベティスと口約束があって、その約束を守るつもりだと伝えた。この決断に後悔はないよ。なぜなら、僕はここでとても幸せだからだ。5チーム以上から獲得の打診があったんだ」

アントニーは9月14日に行われるリーガ・エスパニョーラのレバンテ戦で出場する可能性もある。マヌエル・ペジェグリーニ監督率いるベティスは現在、新シーズン開幕4試合で1勝2分け1敗の成績で8位につけているところだ。