Senne Lammens(C)Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドの伝説的OB、自身と比較する声も上がる新守護神に「真価が問われるのは…」

  • 長年に渡ってGKに問題を抱えていることが指摘されていたマンチェスター・ユナイテッド。それでも今夏の移籍市場終盤に、ベルギー代表GKセンヌ・ラメンスを獲得した。

    加入からしばらくプレミアリーグではベンチに座っていたラメンスだが、第7節のサンダーランド戦から先発出場すると、19日のリヴァプール戦でもチームに安定感を与えるパフォーマンスを発揮し、2-1の勝利に大きく貢献している。

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    そんな23歳GKについて、ルベン・アモリム監督が記者会見で語っている。

    「センネは素晴らしい活躍を見せてくれた。彼の影響力には少し驚かされたよ。クラブが直面している状況や、GKを巡る様々な憶測がある中で……彼はプレッシャーに非常にうまく対処している」

    現地サポーターからは、伝説的なGKであるピーター・シュマイケル氏と比較する声も上がっているが、アモリム監督は「彼はまだシュマイケルではないよ。才能ある若い選手だ。非常に冷静で、ファンもそれを評価した。しかし繰り返すが、それは過去の話。次の試合で証明する必要があるよ」と続けている。

  • 一方でそのシュマイケル氏は、『マンデー・ナイト・クラブ』で以下のように指摘している。

    「ここ数年の我々のGKを振り返ってみてほしい。ミスから失ったゴールがどれだけ多いか――今シーズンだけで既に9点だ。これは多すぎるよ。私がプレーしていた頃は『1シーズンで10ゴール救え、そして10ゴール失うな』という感じだった。無失点試合と堅実なパフォーマンスは嬉しいよ。久しく見られなかった光景だからね」

    「この若き守護神(ラメンス)は長い間出番が少なかったが、求められる場面ではしっかり対応した。最初のセーブで自信が芽生え、ディフェンダーも良い反応を見せた。とはいえ、評価するには時期尚早だ。彼は若く、本格的な試合経験もほとんどなく、マンチェスター・ユナイテッドでのプレッシャーは容赦ないんだ」

    「彼はよくやったよ。クリーンで前向きなプレーは、我々が慣れ親しんだものとは違ったね。だが真価が問われるのは、ミスを犯し、それにどう対応するかだ。その時こそ、彼の真の実力が明らかになるだろう」

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