Manchester United v Manchester City - 2024 FA Community ShieldGetty Images Sport

ユヴェントスがコンセイソン獲得に前進か。サンチョ売却を目指すマン・Uには大きな打撃に

  • ユヴェントスがコンセイソン獲得に接近中
  • サンチョを代替ターゲットとして見なしている
  • ウィンガーはユヴェントス加入のため減俸を受け入れる準備
  • 『スカイ・イタリア』によると、ユヴェントスはフランシスコ・コンセイソン獲得に向けてポルトとの交渉を進めており、すべての関係者が契約成立に向けて前向きに動いているとのことだ。さらにスポーツ解説者のベン・ジェイコブス氏は、エヴァートンがコンセイソンの3000万ユーロ(約51億8000万円)の契約解除条項を発動する準備ができているものの、選手側が移籍に乗り気ではなく「ユヴェントスのみを望んでいる」と主張した。

  • 広告
  • Chelsea FC v Brentford FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    だが、ユヴェントスが2人の選手の間で選択を迫られる必要がないことを示唆する相反する報告がイタリアから浮上した。『フットボール・イタリア』によると、コンセイソンとの契約により近いものの、クラブは依然としてマンチェスター・ユナイテッドのジェイドン・サンチョの状況を注視しており、財政面次第では両選手を獲得する可能性があるとのことだ。

    また、ユヴェントスのニコラス・ゴンサレスは、サウジ・プロフェッショナルリーグから大幅な提示を受けることが予想されており、これによりスカッドのスペースと給与の両方が解放される可能性がある。彼の退団が決定すると、ユヴェントスはもう一人の高額な選手を受け入れる柔軟性を持つことになり、サンチョがその候補に適しているようだ。さらにユヴェントスはミッドフィールダーのアルベルト・コスタの売却の可能性についてスポルティングと交渉を行っている模様。この移籍は追加資金をもたらし、特にサンチョ獲得におけるユヴェントスの補強活動を促進する可能性がある。

  • マンチェスター・Uでのサンチョの状況は膠着状態に達している。2021年にドルトムントから7400万ポンド(約147億4000万円)で加入したサンチョは、契約を1年残している。彼は早期契約終了と他クラブへの移籍を可能にするために、少なくとも500万ユーロ(約8億6000万円)相当の退職金を要求しているようだ。

    だが、サンチョは移籍を促進するために大幅な給与削減に応じる用意があるとされている。報告によると、彼は年収を約700万ポンド(約13億9000万円)、週給約18万ポンド(約3600万円)まで下げる準備があり、これは週給12万ポンド(約2390万円)以上の減額となる。ユヴェントス側は、500万ポンド(約9億9000万円)に成績ボーナスを加えた週給13万ポンド(約2600万円)をわずかに上回る提示を行っているとのこと。差は縮まっているものの、両当事者がすべての財政的考慮を満たす合意に達することができるかどうかは今後の課題である。

  • Manchester United v Manchester City - 2024 FA Community ShieldGetty Images Sport

    移籍金に関して、ユヴェントスは初期支払い2500万ユーロ(約43億1000万円)にさらなるボーナスを加えた提案を行ったと報じられているが、これはマンチェスター・Uの評価額に満たない。プレミアリーグ側はマテウス・クーニャの獲得に多額を費やし、ブライアン・ムベウモが続く予定であることから、夏の移籍予算の財政的上限に近づいている。サンチョの放出は、さらなる補強をするために必要な救済を提供する可能性がある。