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Man City season ratings gfxGetty/GOAL

今季のマンチェスター・シティ全選手ランキング:破壊的なアーリング・ハーランドから苦戦するフィル・フォーデンまで…

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頂点に立つことは素晴らしいが、立ち続けるのはまた別の話だ。マンチェスター・シティはイングランドのサッカー史上最も長く頂点に君臨したチームだったが、ペップ・グアルディオラが築いた帝国は2024-25シーズンに崩壊した。その崩壊は、予想外どころか驚愕だった。マンチェスター・Cは開幕9試合で7勝を挙げ、5連覇を目指す意欲満々だったが、ボーンマス戦で11カ月ぶりの敗北を喫した瞬間から、ドミノ倒しのように崩れ始めた。

11月から12月にかけてリーグ戦の8試合で6敗を喫し、アンフィールドでの惨敗で事実上リヴァプールにタイトルを譲ることとなった。また、チャンピオンズリーグの新たな方式に適応できず、あやうくリーグフェーズで敗退しそうになった上に、決勝トーナメントで仇敵レアル・マドリーに完敗。12年ぶりの早期敗退となった。

来シーズンの大会出場を逃すという深刻なリスクもあったが、最終的には歯を食いしばり、最後の10試合で7勝を挙げ、勝ち点71で3位フィニッシュ。これは昨シーズンより20ポイント少なく、グアルディオラ監督になってから最悪の成績である。FAカップの決勝には進出したが、クリスタル・パレスに悔しい敗北を喫し、シーズン全体を象徴する試合となった。

以下に、マンチェスター・Cが振り返りたくないシーズンを過ごした選手たちを評価してみよう。

  • Manchester City FC v Brighton & Hove Albion FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    28ヴィトール・レイス:評価不可

    この10代のDFは、1月の移籍市場で3,000万ポンド(約58億円)の大型補強の一環として加入したが、FAカップのレトン・オリエント戦でのデビューは過酷な試練となり、ハーフタイムで交代を余儀なくされた。その後、プリマス・アーガイル戦で先発したが、先発出場した試合はこれ1試合だけで、プレミアリーグではレスター・シティ戦でのアディショナルタイムでの出場が唯一の出場機会だった。彼はまだ多くのことを学ぶ必要がある。

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  • Sporting Clube de Portugal v Manchester City - UEFA Champions League 2024/25 League Phase MD4Getty Images Sport

    27ジャフマイ・シンプソン・ピュゼー:評価不可

    このアカデミーのDFは、ケガ人続出を受けての緊急措置として10月にトップチームに昇格した。グアルディオラ監督は彼を「若いの」としか呼ばなかった。プレーした6試合中3試合でチームは敗北し、唯一の勝利はサルフォード・シティ戦のみという過酷なデビューとなった。

  • Oscar Bobb Man CityGetty Images

    26オスカー・ボブ:評価不可

    プレシーズンで最も輝いた選手で、大きな躍進が期待されていたが、開幕戦前のトレーニングで脚を骨折し、8カ月の離脱を余儀なくされた。復帰後は3試合に途中出場したのみだった。

  • Rodri Manchester City infortunioGetty Images

    25ロドリ:評価不可

    ロドリはEURO2024決勝での負傷によりシーズンを遅れてスタートし、アーセナル戦で前十字靭帯を断裂したことで、わずか3試合でシーズン終了を余儀なくされた。これは、彼が過密日程の危険性を警告した直後の出来事であった。バロンドールを受賞し、松葉杖で式典に臨んだことは、いくらか慰めとなったが、彼の不在中にチームが深刻な不振に陥ったことで、彼の代わりが務められる選手がいないことはますます確実となっている。

  • Jack Grealish Man CityGetty

    24ジャック・グリーリッシュ:3/10

    グアルディオラ監督は昨夏、グリーリッシュに「もう1シーズンも悪い成績は許されない」と警告したが、このウイングは10年以上に及ぶキャリアにおいて最悪のシーズンを過ごした。ケガに悩まされるほどのことはなかったにもかかわらず、リーグ戦ではわずか7試合の先発出場に留まり、1得点1アシストという成績に終わった。

    FAカップ決勝でベンチに取り残され、代わりにクラウディオ・エチェベリがデビューを果たしたことがとどめの一撃となり、残りのキャリアを救うためにクラブを去る必要があることを再認識させられたのだった。

  • Kyle-Walker(C)Getty Images

    23カイル・ウォーカー:3/10

    昨シーズンにもウォーカーの能力が衰えつつある兆候はいくつかあったが、パフォーマンスの急落は劇的で深刻なものだった。このベテラン選手はボーンマス戦でミロシュ・ケルケズに完全に圧倒され、ティモ・ヴェルナーにもスピードで抜き去られ、トッテナムに0-4で惨敗した試合で恥の上塗りをしてしまった。

    ウォーカーは11月から12月にかけてマンチェスター・Cが7連敗した試合のすべてに出場し、1月にACミランへのレンタル移籍を申し出た。クラブで彼を慰留する者は誰もいなかった。

  • FBL-ENG-PR-MAN CITY-ARSENALAFP

    22ジョン・ストーンズ:4/10

    このDFは、EURO2024でイングランド代表として全試合に出場した後、またしてもケガでシーズンを棒に振った。リーグ戦では5試合の先発出場に留まり、最大の貢献はアーセナル戦とウルブス戦での終了間際のゴールだった。グアルディオラ監督は4月にストーンズに対して我慢の限界に達し、ストーンズのことを「シーズン中ずっとケガをしていた」と述べ、さらに「彼を信頼することはできない。3日おきにプレーできないなら、試合には出せない」と、強調した。

  • Arsenal FC v Manchester City FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    21シュテファン・オルテガ:4/10

    このドイツ代表選手は過去2シーズンのいずれよりも多くの出場時間を記録したが、リーグで最も信頼できる控えのGKとしての地位は著しく低下している。グアルディオラ監督は、ブレントフォード戦での試合終了直前のミスや次のアーセナル戦での5失点に激怒した。契約が残り1年という状況下で、彼がエデルソンに続いてチームを去る可能性は決して低くはない。

  • Real Madrid C.F. v 	Manchester City - UEFA Champions League 2024/25 League Knockout Play-off Second LegGetty Images Sport

    20ナタン・アケ:4/10

    アケもまた、複数のケガでシーズンの大半を欠場し、その結果、将来が不透明な選手である。ケガなくプレーできた時期には全公式戦で13試合に出場したが、そのうちの7試合で敗北という、マンチェスター・Cの今シーズン最悪の時期と重なってしまい、3月にプリマス戦で足首を骨折してシーズンを終えることとなった。

  • FBL-ENG-PR-MAN CITY-TOTTENHAMAFP

    19フィル・フォーデン:4/10

    フォーデンが昨シーズンの全公式戦で記録した27得点を上回ることを期待していた人はほとんどいなかったが——2023-24シーズンの個人賞を総なめにしたのはその得点数のおかげでもあったのだが——、彼のパフォーマンスがこれほどまでに急落するとは誰も予想できなかった。

    10得点5アシストが彼の成績のすべてであり、4月の足首のケガの後、FAカップの準決勝と決勝でベンチスタートとなった。後に「ピッチ外で多くの問題を抱えていた」と明かしたが、マンチェスター・Cのファンは、彼が直面している困難についてサポートが与えられ、過去のシーズンのようにチームの象徴的な選手として戻って来られることを願っている。

  • James Mcatee Manchester City 2025Getty Images

    18ジェームズ・マカティー:5/10

    この攻撃的MFは、さらなるレンタル移籍を断った後、控えめに起用されていたが、チャンスを得た際には良いパフォーマンスを発揮していた。効果的な交代選手として活躍し、7得点したうちの3得点は途中出場した試合で決めている。しかし、グアルディオラ監督は彼を長く信頼することはせず、リーグ戦での先発起用は3試合だけで、FAカップ決勝の選手名簿からも外した。

  • TOPSHOT-FBL-ENG-FACUP-NOTTINGHAM FOREST-MAN CITYAFP

    17リコ・ルイス:5/10

    ルイスはシーズン開幕戦でウォーカーから右サイドバックのレギュラーポジションを奪取したが、有望と思われたスタートはすぐに失速し、特にスポルティングCPとトッテナムに惨敗した試合や、フェイエノールトとレアル・マドリー相手に試合の終盤の崩れ、守備の欠点が露呈した。FAカップの準決勝で得点したにもかかわらず決勝には起用されなかったことで、グアルディオラ監督のお気に入りとの批判はなくなった。

  • Manchester City FC v AFC Bournemouth - Premier LeagueGetty Images Sport

    16エデルソン:5/10

    エデルソンにとって奇妙なシーズンだった。プレミアリーグで4アシストを記録してフォーデン(2アシスト)の2倍の数字を達成し、史上最も多くのアシストを記録したGKとして歴史に名が残ることとなった。一方で、相手シュートの阻止はますます雑になり、特にチャンピオンズリーグではチームに大きな損失をもたらした。

    フェイエノールト戦での3失点については、すべてエデルソンの責任が問われるべきであり、パリ・サンジェルマン、ユヴェントス、レアル・マドリーとの試合でも、貧弱なパフォーマンスだった。今シーズンは、エデルソンにとってこのクラブでの最後のシーズンとなる可能性が高く、攻撃面での貢献はさておき、最悪のシーズンとして記憶されることだろう。

  • FBL-ENG-PR-FULHAM-MAN CITYAFP

    15マヌエル・アカンジ:5/10

    このクラブで過ごした3年間で最悪のシーズンだった。最もひどかったのは、エミレーツでアーセナルに先制点を献上する失態を犯した2分間のプレーだったが、他にも、エヴァートン戦、ボーンマス戦、リヴァプール戦など、チームに勝ち点を失わせるような悪いパフォーマンスが数多くあった。

    アカンジは2月に太ももの手術を受けて2カ月間離脱したが、5月に先発メンバーの座を取り戻した。しかし、グアルディオラ監督がFAカップ決勝で彼を先発起したのは誤りだった。

  • Leyton Orient v Manchester City - Emirates FA Cup Fourth RoundGetty Images Sport

    14アブドゥコディル・フサノフ:5/10

    3,400万ポンド(約65億円)の移籍金で加入したフサノフは、デビュー戦でチェルシーに失点を献上し、さらに退場寸前の危機に陥るなど、最悪のスタートを切った。数週間後にはキリアン・エンバペに完全に翻弄される場面もあった。しかし、ニューカッスル戦とトッテナム戦では、そのキャラクターと攻撃的なスタイルを存分に発揮する素晴らしいパフォーマンスを見せた。

    やや驚くべきことに、3月にグアルディオラ監督がヨシュコ・グヴァルディオルを中央に配置し、ルベン・ディアスと堅固なコンビを形成させたことで、フサノフは姿を消した。

  • Nico Gonzalez Man CityGetty

    13ニコ・ゴンサレス:5/10

    このスペイン出身選手はチームにスムーズに溶け込んだが、大きなインパクトを残すことはできず、プレーが消極的すぎる傾向があった。シーズンが佳境に入り、チームのトップ5入りが急務になる中、ニコの起用は次第に減っていった。

    最後の7試合で先発したのはわずか1試合のみで、マテオ・コヴァチッチが不在だったFAカップ決勝でも起用されなかった。ロドリが復帰して彼の役割はさらに縮小される見込みとなり、ますます高額すぎる一時的な補強選手のように感じられる。

  • Fulham FC v Manchester City FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    12ケヴィン・デ・ブライネ:6/10

    マンチェスター・C史上最高の選手は、黄金の10年間を経て引退を表明した。デ・ブライネ自身はまだ余力があると感じていたが、プレーとケガの履歴がそれを否定していた。シーズン前半はスポーツヘルニアに悩まされ、復帰後もピーク時に遠く及ばないプレーが続いた。リヴァプール戦での惨憺たるパフォーマンスは、彼が最高峰の舞台から退く日が迫っていることを示していた。

    それでも彼は魔法のような瞬間をいくつか見せ、特に4月のクリスタル・パレス戦での圧巻のパフォーマンスは際立っていた。しかし、今シーズンはデ・ブライネがマンチェスター・Cのユニフォームを着て過ごしたシーズンで2番目に得点の少ないシーズンであり、退団のタイミングは適切だった。別れは哀しいが、その決断は理解できる。

  • Manchester City FC v Liverpool FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    11ジェレミー・ドク:6/10

    このウイングはデビューシーズンとほぼ同じレベルのパフォーマンスを発揮し、リーグ戦では同じ3得点を挙げたものの、6アシストは2023-24シーズンより2つ少なかった。

    最大の違いは、ドクの周りの選手のレベルが低下し、ドクの決定力不足がチームに大きな影響を与えた点だ。しかし、トップ5入りを懸けた緊迫した局面では、アストン・ヴィラ戦でのマテウス・ヌネスの決勝点やウルブス戦でのデ・ブライネの得点へのアシストなど、決定的な役割を果たした。

  • matheus-nunes(C)Getty Images

    10マテウス・ヌネス:6/10

    5,300万ポンド(約102億円)の選手は、今シーズンも監督から皮肉交じりの批判を浴び続けた。MFとしてプレーするだけの知性がないと指摘されたこともあった。実際、シーズン前半はMFとして良いパフォーマンスを見せていたが、ウォーカーの離脱に伴い右サイドバックへのポジション変更を命じられた。

    初期の調整に苦労し、特にマンチェスター・ユナイテッド戦で2つの重大なミスを犯し、レアル・マドリー戦でも重要なミスを犯したヌネスだったが、徐々に自分の役割を理解し始め、プレミアリーグとチャンピオンズリーグでサヴィーニョとともに最多アシスト数を記録した。

  • savinhoGetty Images

    9サヴィーニョ:6/10

    このブラジル代表選手は、最初の数試合でチームに本物の華やかさと興奮をもたらしたが、同じウイングのドクと同様、最終的な結果が課題だった。サヴィーニョは常にファンを席から立ち上がらせ、何かを起こすことができたが、しばしば最終的なパスやシュートが不足していた。

    プレミアリーグで4カ月間得点に貢献することができず、シーズン中にたった1得点しか挙げられなかった。チームがタイトル奪還を目指す来シーズン、サヴィーニョは数字を改善する必要がある。

  • Ruben Dias Man CityGetty

    8ルベン・ディアス:6/10

    ポルトガル代表のディアスの今シーズンのパフォーマンスには波があったが、重要な局面ではリーダーシップを発揮し、チームに困難な終盤戦を乗り切らせる役割を果たした。

    10月のカラバオ・カップのトッテナム戦でディアスが負傷したことはチームに大きな打撃を与え、その後の5試合中4試合で敗北。守備の要であるディアスの不在は、チームにおけるディアスの重要性を浮き彫りにし、今後のチーム再編でも彼を残すべきだという主張が強まった。

  • Bernardo Silva Manchester City 2024-25Getty

    7ベルナルド・シウヴァ:6/10

    今シーズンはベルナルドがマンチェスター・Cで過ごした8年間で最も厳しいシーズンだった。これまでの安定したパフォーマンスを鑑み、チームの成績低下の一因として責任を問われる立場になった。得点力は過去最低のシーズンだったが、その差は僅差だった。しかし、フィジカルの強さが著しく低下していた。今までのようなプレスへの熱意が欠如し、ロドリの不在で試合をコントロールする役割を任されたため、過度の負担を強いられたのだった。

    シーズン終盤にハングリー精神と決意を取り戻し、チームメイトの一部に闘志の欠如が見られることを公に批判した。夏に退団する見込みだが、ベルナルドのマンチェスター・Cでの功績は確固たるものであり、このような形で終わることは残念である。

  • gundogan-ucl-1200Getty Images

    6イルカイ・ギュンドアン:6/10

    マンチェスター・Cは、連続優勝経験のある元ドイツ代表選手をバルセロナに移籍してわずか1年でフリーで獲得できたことに驚喜した。しかし、サッカーの世界において12カ月は長い時間であり、特に34歳という年齢ではなおさらだった。ロドリの不在時に中盤の要としてプレーすることを求められた際、ギュンドアンには必要な広範囲をカバーする脚力に衰えが見られていた。しかし、彼は常にチームに献身的で、その点において他のチームメイトたちは足元にも及ばなかった。

    シーズン後半には大幅に改善し、最終の8試合で4得点を記録。その中にはフラム戦での見事なオーバーヘッドキックもあった。

  • Manchester City FC v West Ham United FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    5マテオ・コヴァチッチ:6/10

    クロアチア代表のコヴァチッチは、安定したパフォーマンスで懐疑的な声を黙らせた。ケガで欠場した時期を除けば、マンチェスター・Cの中盤に安定感をもたらし、プレミアリーグで6得点をマークする驚異的な得点力を発揮した。11月から12月にかけての3週間のケガによる離脱は、ロドリの離脱ですでに苦境に立たされていた中盤にさらなるプレッシャーを加えたが、ノッティンガム・フォレストとのFAカップ準決勝では圧倒的なパフォーマンスを見せ、クリスタル・パレスとの決勝での敗北においては彼のコントロールが欠如したことが痛手となった。

    グアルディオラ監督は30歳を過ぎた選手に対しては容赦ない態度を示すと予想されているが、コヴァチッチは残留させる価値がある。

  • Nico O'Reilly 2025Getty/GOAL

    4ニコ・オライリー:7/10

    マンチェスター・Cの関係者以外では、今シーズンが始まるまでオライリーという名前を聞いたことのある人はほとんどいなかったし、1月になっても彼はまだほとんど知られていなかった。しかし、その後すぐ彼は無視できない存在となった。その理由は、彼の圧倒的な身長とふわふわの髪だけではない。

    FAカップが彼の輝きを放つ舞台となった。プリマス戦で2得点を挙げ、ボーンマスとの準決勝の試合では途中出場でチームを逆転に導いた。リーグでもたちまち存在感を示し、左サイドバックでの安定したパフォーマンスを続け、エヴァートン戦で試合の均衡を破る得点を決めた。

  • Manchester City FC v AFC Bournemouth - Premier LeagueGetty Images Sport

    3オマル・マーモウシュ:7/10

    エジプト代表のマーモウシュは、高額な移籍金で1月に加入して以来、チームに大きな影響を与えている。フリアン・アルバレスの穴を埋めるだけでなく、アーリング・ハーランドの負担を軽減する役割を果たしているのだ。マーモウシュは、フランクフルト在籍中にブンデスリーガで驚異的な成績を残し、マンチェスター・Cに加入後すぐにその価値を証明した。3試合目でニューカッスル相手にハットトリックを決めるなど、即戦力として活躍している。

    ハーランド不在の時期にさらに多くの得点を挙げるべきだったことは事実であり、FAカップ決勝でPKを失敗したことは忘れがたい。しかし、ボーンマス戦でエティハド・スタジアムを沸かせた弾丸シュートが、今シーズンのベストゴールに選出されたことは評価に値する。

  • haalandGetty Images

    2アーリング・ハーランド:7/10

    シーズン開幕戦は例年どおりの思わず笑ってしまうようなスタートを切り、最初の5試合で記録的な10得点をマークしたが、暗い冬の時期には他の選手同様、苦戦を強いられた。それでもマンチェスター・C最大の得点源としての地位は維持した。マンチェスター・Cの問題の主因はハーランドではなかった。むしろチームメイトが得点に関する負担を分担できなかったことが問題だった。

    3月の足首のケガでプレミアリーグのゴールデンブーツ賞獲得の希望が絶たれ、復帰後も鋭さを欠き、FAカップ決勝でPKの責任を回避した後は、フラムとの最終戦でのPKでの1得点のみに終わった。しかし、3シーズン連続で全公式戦合計30得点を突破したことは無視できない。

  • FBL-ENG-FACUP-NOTTINGHAM FOREST-MAN CITYAFP

    1ヨシュコ・グヴァルディオル:8/10

    クロアチア代表のグヴァルディオルは、2023年に7,700万ポンド(約148億円)を支払って獲得した際にマンチェスター・Cが期待していたとおりの選手に成長した。グヴァルディオルはシーズンの大半で攻撃の要として活躍していたが、オライリーの台頭によりグアルディオラ監督によってセンターバックに戻され、ディアスとの素晴らしいコンビネーションを築いた。

    今シーズン、ほぼすべての選手が批判の対象となった中、グヴァルディオルは非の打ち所のないパフォーマンスを披露した。グアルディオラ監督の最近の評価を聞けばそれは明らかだ。「ヨシュコは今シーズン、私たちにとって最も重要な選手だった。彼は最高だった」。これ以上の言葉は不要である。