アンチェロッティの息子と一緒に移る可能性？モドリッチがレンジャーズへの移籍に前向き！

『BBC』によると、レンジャーズの新監督探しはダビデ・アンチェロッティ氏が明確な最有力候補として浮上し、大きな進展を見せた。レアル・マドリーで父カルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントを務めた35歳の彼は、先週ロンドンでクラブ幹部と重要な会談を行った。D・アンチェロッティ氏はアイブロックスでの仕事に強い関心を示し、自身のサッカービジョンについて詳細な洞察を提供したと理解されている。

レンジャーズの監督職を誰が引き継ぐかについての憶測が続く中、D・アンチェロッティ氏の就任の可能性はルカ・モドリッチを巻き込む大胆な移籍の噂を引き起こした。39歳で今夏、レアル・マドリーを離れる予定のモドリッチは、まだ次の行き先を決めていない。移籍は確定していないが、ドレッシングルームに近い情報筋によると、モドリッチはグラスゴーへの移籍の可能性について尋ねられた際、それを否定しなかったという。

ただ、D・アンチェロッティ氏の就任を巡る勢いが高まっているにもかかわらず、レンジャーズの内部事情が状況を複雑にしているとのこと。保留中のオーナーシップ変更により意思決定のペースが遅くなり、現在と将来の両方の人物がクラブの将来の方向性を形作ることに関与している。現在のパトリック・スチュワートCEOが監督探しを主導しているが、アメリカ人実業家のアンドリュー・キャバナー氏と49ersエンタープライゼス・グローバル・フットボール・グループが率いる新オーナーシップグループとも連携して作業しているようだ。新スポーツディレクターのケビン・セルウェル氏もプロセスに関与していると考えられている。

時間が重要な要因となってきている。情報筋によると、今週末までか遅くとも6月第1週までに最終合意に達しなければ、レンジャーズはD・アンチェロッティ氏を完全に失うリスクがあるという。イタリア人コーチは複数のオファーを検討していると報じられており、少なくとも他に3つのクラブが彼の獲得に確固たる関心を示しているようだ。