エンバペのレアル移籍で攻撃と守備が向上？PSGのエンリケが強調「チームの成熟度は非常に高い」

パリ・サンジェルマン（PSG）で大きな成功を収めた後、キリアン・エンバペは昨夏、フリー移籍でレアル・マドリーへ移籍した。昨シーズン何度もエンバペを起用しなかったルイス・エンリケ監督は、26歳の選手の退団後、チームは素晴らしい対応を見せており、彼がいない方がチームとしては良くなったと考えているようだ。

エンリケ監督は記者団に対し、自身の見解を明かしている。

「昨シーズン、攻守ともにより良いチームになると言った時には非常に勇気があったと思うよ。実際、今でも我々は攻撃も守備も向上していると考えており、数字がそれを証明している。選手たちはこれを挑戦として受け止めたんだ。もちろん、キリアンを残したかったし、皆がキキを好きだったが、チームは非常にポジティブに、素晴らしいレベルで対応している。40ゴールを決める一人の選手を持つよりも、多くの選手が得点を重ねることを望んでいると言った。それが我々の目標であり、さらなる向上を目指している。望まなかったが起きてしまった状況に直面したにもかかわらず、チームの成熟度は非常に高いよ」

PSGは昨シーズン、リーグとカップの2冠を達成し、リーグ・アンでの勝ち点率は2.2だった。今季はフランスのトップリーグで無敗を維持し、勝ち点率は2.5に向上したが、チャンピオンズリーグでの印象は薄れている。しかし、この発言はエンバペにとって良い印象を与えないかもしれない。

シーズン終了時に、PSGがエンバペなしで本当に良くなったのか悪くなったのかが明らかになるだろう。直近では金曜日にリーグ・アンでモナコと対戦する。