L・ディアスがバルセロナに補償を要求？選手登録問題に直面した場合に備えて条件を提示へ

リヴァプールのルイス・ディアスは、バルセロナへの移籍が合意された場合に備え、ラ・リーガ王者から補償パッケージを求めることで自分を守りたいと考えているようだ。現在、バルセロナの財政状況は厳しく、近年新加入選手の登録で問題に直面。ディアスは、バルセロナに移籍した場合に8月末まで登録されない状況に対する金銭的補償を求めているとのことだ。

『AS』によると、今回のような合意は、もしディアスが登録期限を過ぎてフリーエージェントになてしまう場合に試合出場を認められないことによって被る「スポーツ的損害の費用を補償する」ための補償を意味する。もちろん、バルセロナがリヴァプールにディアスの売却を納得させることができるかどうかは全く別の問題で、プレミアリーグ王者は現在、売却を検討していない。

また、バルセロナだけがディアスを注視しているわけではない。バイエルンも状況を監視している。バルセロナが狙っていたニコ・ウィリアムズがアトレティック・クルブと新契約をすることを決めた中、ディアスとも個人条件で合意にまだ達していない。

ディアスのバルセロナ移籍を阻む障害は多数あるが、このウィンガーは引退前にバルセロナでプレーすることを望んでいると考えられている。しかし、彼のリヴァプールとの契約はまだ2年残っており、今夏クラブは彼を売却する意向をほとんど示していない。