王者リヴァプールにとって“夢の移籍”はハリー・ケイン？識者が持論「頂点にいる時こそ強化しないと」

アルネ・スロット監督1年目で見事な戦いを見せ、2024-25シーズンのプレミアリーグ優勝を達成したリヴァプール。宿敵マンチェスター・ユナイテッドの持つリーグ最多優勝記録「20」に並んだが、来季以降もこの勢いを継続することが最大の挑戦となる。

そんなリヴァプールだが、長らく将来が不透明だったモハメド・サラー＆フィルジル・ファン・ダイクとの契約延長が決定。主力の残留には成功した。だが、過去2回の移籍市場ではほとんど補強を行っていないため、あらゆるポジションで強化が必要だ。

そうした中、スコットランド代表のレジェンドであるアリー・マッコイスト氏が『talkSPORT』でリヴァプールの補強に言及。一部でプレミアリーグに復帰し、アラン・シアラー氏の持つ最多得点記録の更新を狙っているとも伝えられたハリー・ケインの獲得を進言している。

「現在のリヴァプールを見ると純粋なストライカー、本物の得点源が必要かもしれない。サラーは異次元だし、ルイス・ディアスも素晴らしいし、中盤の選手も得点には絡んでいるけどね」

「実現するとは思わないが、もしハリー・ケインがブンデスリーガを制覇し、そしてイングランド復帰を考えていたら……リヴァプールにとっては“夢の移籍”になるだろうね」

「リヴァプールが今すべきことは、マンチェスター・シティができなかったことをすることだ。つまり、強力なチームを適切な時期に強化すること。頂点に立っているときこそ、さらに強くならなけれないけないよ」

サラーは今季のプレミアリーグで28ゴール18アシストと驚異的な結果を残しているが、ルイス・ディアスは12ゴール7アシスト、その他の選手は10ゴールに到達していない。またダルウィン・ヌニェスは移籍の可能性が浮上しており、アタッカーの強化が必要になることを指摘されている。