Van Dijk Salah Robertson Liverpool GFXGetty/GOAL

【選手採点:リヴァプール】ファン・ダイクが一躍ヒーローに! サラーもプレミアリーグ優勝へ価値を示す | vsウェストハム

リヴァプールは13日のプレミアリーグ第32節でウェストハムをホームに迎え撃ち、2-1で勝利。2試合ぶりの白星でタイトル獲得まであと勝ち点「6」のところまで迫った。

アルネ・スロット監督率いるチームは序盤から優勢に立ち、新たに2年契約を締結後初の試合だったモハメド・サラーのアシストでルイス・ディアスが先制ゴール。だが、このゴールがウェストハムを活気づかせたか、モハメド・クドゥスのシュートがクロスバー直撃の惜しいシーンを作る。

リヴァプールも後半開始早々にアレクシス・マクアリスターのクロスバーを叩く直接FKで迫るが、試合終了4分前にアンドリュー・ロバートソンがオウンゴール。それでも、89分にフィルジル・ファン・ダイクがCKからのヘッドでコップを熱狂させ、リヴァプールが2-1で競り勝った。

GOALではこの一戦に出場したリヴァプールの選手、そして監督を採点する。

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    GK&DF

    アリソン・ベッカー(8/10)

    前半中盤に立て続けに好セーブで阻み、後半にも阻止。 クドゥスの同点ゴールも防いだのも見事なストップだった。

    コナー・ブラッドリー (7/10)

    負傷から復帰し、右サイドでサラーと良いコンビネーションを披露。守備ではいつも通り安定感があった。

    イブラヒマ・コナテ(6/10)

    前線へのボールでサラーを何度か裏に抜け出させ、ポゼッションもうまくこなす。数週間は後方でのプレーが乱れがちだったが、このプレーも十分にソリッドだった。

    フィルジル・ファン・ダイク (6/10)

    守備ではベストの状態に程遠いものに。タッチミスや集中力の欠如が目立ち、結果的にオウンゴールを招くことになったが、直後に決勝ゴールを決めて挽回した。

    コスタス・ツィミカス(6/10)

    ピッチでの1時間、左サイドで精力的にプレー。ロバートソンと交代する前に、いくつかの難しいセットプレーを担当した。

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  • FBL-ENG-PR-LIVERPOOL-WEST HAMAFP

    MF

    ライアン・フラーフェンベルフ(8/10)

    狭いエリアから抜け出して攻撃を仕掛けたほか、守備もしっかりとこなし、ここしばらくで最高のパフォーマンス。ここ1か月ほどは厳しい状況が続いただけに、励みになる。

    アレクシス・マクアリスター (7/10)

    リヴァプールMF陣の中心で、その実力を垣間見せながら精力的にプレー。後半開始早々に2度もゴールを決められなかったのは不運だった。

    カーティス・ジョーンズ(6/10)

    より馴染みのある中盤のポジションに戻り、効果的に組み立てたが、後半途中で退くまで際立った活躍はできず。

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    FW

    モハメド・サラー(7/10)

    前半は経験の浅いスカーレスを翻弄し、素晴らしいアシストで自ら新契約を祝った。後半は少し精彩を欠いたが、それでも試合を決定づける瞬間を演出。

    ディオゴ・ジョタ(5/10)

    時折、連携したプレーを披露したが、60分にガクポと交代するまで、ファイナルサードで大きなインパクトを残せず。

    ルイス・ディアス(8/10)

    開始直後から目覚ましい活躍ぶりで、アレオラを苦しめた後にそれに値するゴール。中央にポジションを移した後も走り続け、ウェストハムを幾度となく苦しめた。

  • Liverpool FC v West Ham United FC - Premier LeagueGetty Images Sport

    途中出場選手&監督

    コーディ・ガクポ(6/10)

    左サイドからのドリブルでいくつかの問題を引き起こした。

    アンドリュー・ロバートソン(5/10)

    苦戦が続くが、オウンゴールは少し不運だった。

    ジャレル・クアンサー(5/10)

    ブラッドリーに代わって出場した後、ワン=ビサカを見失い、ウェストハムにゴールを許す。

    ドミニク・ソボスライ(5/10)

    ピッチに立った20分間で目立った活躍はできなかった。

    遠藤航(N/A)

    後半にサラーと交代出場。

    アルネ・スロット(5/10)

    チームの状態はまだベストから程遠いように感じるが、仕事はほぼ終わった。前半は直線的な戦いが功を奏したが、不安なく勝ち点3を手に入れるためには再び選手を奮い立たせる必要がある。