スロットが移籍期限最終日にリヴァプールに加わったイサクを称賛「彼のクオリティーには驚かなかった」

リヴァプールのアレクサンデル・イサクは、チャンピオンズリーグの開幕戦となったアトレティコ・マドリー戦で先発出場し、ユーゴ・エキティケと交代するまで58分間プレーした。現在25歳のイサクは、これまでプレー時間をなかなか得られていない中、同じく新加入のフロリアン・ヴィルツとの連携を見せ、そのクオリティーの片鱗を披露した。リヴァプールは最終的にキャプテンのフィルジル・ファン・ダイクのドラマチックなヘディングゴールによって勝利を収めた。

スロット監督は『TNTスポーツ』のインタビューに対し、プレシーズンを含めてプレー時間の少なかったイサクのプレーに驚いたと語った。

「アレクサンデルが60分間でどれほどフィットしていたかに、私は良い意味で驚いた。それは異なるリーグから20歳の選手を獲得するのと、このリーグでのプレーに慣れた25歳の選手を獲得するのとでは違いがあるということを物語っているかもしれない。彼は2週間しか練習していないが、このリーグで多くの試合経験を積んでいる。彼のクオリティーについては驚かなかった、我々は皆それを知っているからだ。選手がいいスタートを切るのを見るのはいつも良いことだ。エキティケも同じようにスタートした」

「良いスタートだった。たった60分だが、ここから彼を構築していかなければならない。エヴァートン戦で90分はプレーしないだろう。プレミアリーグやカップ戦で競争したいなら必要なもののひとつはメンタリティと体力とクオリティーであり、今日我々はそれを見ることができた」

リヴァプールは移籍期限最終日にイサクを獲得するため英国移籍記録を更新する移籍金を払い、エキティケと並ぶ攻撃の中心選手を獲得した。スロット監督は彼のプレミアリーグでの経験が移行を容易にすると信じているが、すぐに過負荷をかけることについては慎重な姿勢を保っている。オランダ人監督は、国内リーグとチャンピオンズリーグを両立するリヴァプールにとってローテーションが不可欠であることを強調した。

リヴァプールは今週末、アンフィールドでのマージーサイドダービーでエヴァートンと対戦するが、スロット監督はイサクがフル出場しないことを確認した。イサクはフィットネスを高め続けながら、リヴァプールが徐々に彼を前線に組み込むことを目指している。現在、2人のトップストライカーを擁するスロット監督は、リヴァプールが多方面でタイトル獲得を目指す中、適切なバランスを取ることを熱望している。