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ジェラードを擁して奇跡のCL制覇…伝説の2004-05シーズン、当時のリヴァプールには誰がいた?

  • デュデク(C)Getty Images

    GK|イェジー・デュデク|引退

    2001年~2007年までリヴァプールに所属した名手。CL決勝では決定的なセーブを連発したほか、PK戦で相手を惑わす“デュデク・ダンス”を披露。アンドレア・ピルロとアンドリー・シェフチェンコのシュートをストップし、奇跡的優勝の立役者となっている。

    2007年にリヴァプールを去ったデュデクはその後、引退する2011年までレアル・マドリーでプレー。現役引退後は解説業などを務めている。

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  • フィナン (C)Getty Images

    DF|スティーヴ・フィナン|引退

    ノン・リーグからの叩き上げである元アイルランド代表のライトバック。2003年にリヴァプールに加入すると、ビッグイヤーのほか、リーグカップ優勝も経験。200試合以上に出場し、2008年にクラブを去った。

    その後はエスパニョール、ポーツマスでプレーし、2010年に現役を引退している。

  • キャラガー(C)Getty Images

    DF|ジェイミー・キャラガー|引退

    地元出身で、ユースチームから2013年の現役引退までリヴァプール一筋を貫いた“ワン・クラブ・マン”。公式戦737試合に出場し、CL制覇のほかに2度のFAカップや3度のリーグカップ優勝を経験。正真正銘のレジェンドである。

    そして引退後は、『スカイスポーツ』の解説業に転身。かつての宿敵、ギャリー・ネヴィルとの熱い議論や軽妙なトークですっかりお茶の間の人気者となっている。

  • ーピア(C)Getty Images

    DF|サミ・ヒーピア|引退

    当時「リヴァプール史上最高の補強」との声が上がるほど、大きな足跡を残したセンターバック。1999年から10年間アンフィールドでプレーし、300試合以上に出場。サポーターからのスタンディングオベーションで送り出され、2009年にクラブを去った。

    その後、レヴァークーゼンで2011年に引退を決断。そのまま同クラブでコーチ→監督を経験し、2014年にはブライトンでも指揮を執っている。

  • リーセ(C)Getty Images

    DF|ヨン・アルネ・リーセ|引退

    2000年代のプレミアリーグを彩ったノルウェーのレジェンド。その強烈な左足と高い攻撃性能で左サイドを支配し、CL決勝では反撃の狼煙を挙げるゴールをアシスト。“イスタンブールの奇跡”を生み出した一人だ。

    2008年にリヴァプールを退団すると、ローマやフラム、インドや母国ノルウェーでもプレー。2016年に現役を引退し、その後はスポーツディレクターや指導者を経験している。

  • トラオレ(C)Getty Images

    DF|ジミ・トラオレ|引退

    1999年~2006年までリヴァプールで活躍したマリ代表DF。在籍7年で150試合近くに出場し、CL決勝でもフル出場を果たしてカップを掲げている。

    退団後は様々なクラブを転々とし、2014年にMLS(メジャー・リーグ・サッカー)のシアトル・サウンダースで現役を引退。そのまま同クラブでアシスタントコーチを務めている。

  • ハマン(C)Getty Images

    MF|ディトマー・ハマン|解説者

    バイエルン、ニューカッスルを経て1999年からリヴァプールに在籍。2004-05シーズンは主力の一人として公式戦43試合に出場した。ミラン戦では後半からピッチに入り、流れを一変させただけではなく、PK戦で1人目のキッカーとして成功させた。2006年6月に退団し、その後はマンチェスター・シティやミルトン・キーンズでプレーした。

    引退後は監督業にも取り組んだが、ストックポート・カウンティ指揮官を2011年に辞任してからは解説者として活動している。

  • ジェラード(C)Getty Images

    MF|スティーブン・ジェラード|アストン・ヴィラ指揮官

    言わずと知れたリヴァプール、KOPの英雄であるジェラード。1998-99シーズンにトップチームデビューを飾り、2004-05シーズンはキャプテンとしてチームをけん引した。CLではグループステージ最終節のオリンピアコス戦で強烈なミドルシュートを突き刺し、決勝トーナメント進出の立役者に。決勝のミラン戦では反撃の狼煙をあげるヘディングシュートを決めるなど、ビッグイヤー獲得において欠かせない存在となった。

    2015年にリヴァプールを去り、アメリカのLAギャラクシーへ。2016年11月に現役引退を表明した。現役引退後はリヴァプールのアカデミーコーチ、レンジャーズの監督を歴任。2021年11月にアストン・ヴィラの新監督に就任した。リヴァプール以外のプレミアクラブに在籍するのは初めてのことで、アンフィールド帰還に注目が集まる。

  • シャビ・アロンソ(C)Getty Images

    MF|シャビ・アロンソ|レアル・ソシエダB指揮官

    リヴァプール史上最高のボランチの一人であるシャビ・アロンソ。2004年に加入し、左足首の負傷もありながら、1年目から公式戦32試合で3ゴール5アシストという成績を残した。CL決勝でもPKから貴重な同点ゴールをマークしている。

    中心選手として長く活躍した後に、2009年にレアル・マドリーへ。2017年にバイエルンで引退した。指導者として古巣レアル・ソシエダでキャリアをスタートさせ、Bチームで指揮を執っている。

  • ルイス・ガルシア(C)Getty Images

    MF|ルイス・ガルシア|引退

    バルセロナ、アトレティコ・マドリーなどでのプレーを経て、恩師ラファエル・ベニテスに求められ、2004年に加入した。1年目から公式戦44試合で13ゴール6アシストと、見事な成績を残した。CLでは準々決勝ユヴェントス戦で印象的なロングシュートを沈めたほか、決勝ミラン戦も120分間フル出場した。

    2007年に退団後はギリシャ、メキシコ、インドなどでプレーし、2016年にオーストラリアのセントラル・コーストで引退。現役を退いた後は、ラ・リーガのアンバサダーなどとして活動している。

  • キューウェル(C)Getty Images

    MF|ハリー・キューウェル|引退

    「オズの魔法使い」こと、レフティのキューウェル。リーズ・ユナイテッドでの躍進を経験し、2003年にリヴァプールへと加わった。2004-05シーズンはケガもありながら、公式戦31試合に出場。CL決勝ミラン戦では先発するも、23分に負傷交代を余儀なくされている。

    2008年に退団し、その後はガラタサライやメルボルン・ヴィクトリーなどでプレーし、2014年に母国メルボルン・ハートで引退。引退後はノッツ・カウンティ、オールダム・アスレティック、バーネットなどで指揮している。

  • バロシュ(C)Getty Images

    FW|ミラン・バロシュ|引退

    2002年にリヴァプールへと加入したバロシュ。2004-05シーズンはプレミアリーグ26試合で9ゴール、CLで12試合2ゴールという結果を残した。決勝のミラン戦でも先発し、85分間プレーしている。

    このシーズンの後にアストン・ヴィラへ移籍。リヨン、ポーツマス、ガラタサライなどでのプレーを経て、母国で2020年7月に現役引退した。