ヤマル称賛も…ポルトガル代表指揮官がバロンドールに推す2人は？「完璧な選手は存在しないと思っていたが…」

ラミン・ヤマルはバルセロナで驚異的なシーズンを送り、同クラブのラ・リーガ制覇に貢献した。しかし、ポルトガル代表の監督であるロベルト・マルティネス監督は、代表チームで指導するパリ・サンジェルマン(PSG)のヴィティーニャとヌーノ・メンデスの2人が今年のバロンドールに相応しいと語る。

現在、ヤマルは歴史的なシーズンを経て、バロンドールの有力候補の一人に。同選手はクラブと代表で今季、62試合21ゴール25アシストを記録して、バルセロナでは国内3冠の力となった。また、スペイン代表でもネーションズリーグ(UNL)決勝進出に貢献。彼の安定したパフォーマンスとビッグゲームでの影響力は、多くの選手、監督、評論家の間で称賛され、この賞の有力候補としての地位を確立した。

一方で、ヴィティーニャとN・メンデスはパリ・サンジェルマン(PSG)の最高のシーズンにおいて、重要な役割を果たした。ルイス・エンリケ監督のチームはすべてのトロフィーを獲得し、初めてのチャンピオンズリーグ(CL)制覇も達成。特に左サイドバックは国際舞台でも輝きを放ち、UNL決勝のMVPを受賞した。

マルティネス監督は番組『El Partidazo de COPE』で、ヤマルを称賛。「ラミンはそのポジションで最高の選手として、非常に安定している。あそこで彼のようにプレーできる才能ある選手は他にいないだろう。彼をサポートしなければならない」

しかし、バロンドール候補について尋ねられると、同指揮官は「ヴィティーニャとヌーノ・メンデスは他の追随を許さない。クラブでも、個人でも。特にヌーノ・メンデスは、私がこれまで見た中で最高の左サイドバックだ。彼は外側でも内側でもプレーできる。非常に速く、良いパスを持っている。完璧な選手は存在しないと思っていたが、ヌーノはそれに非常に近い」と答えた。

ヴィティーニャとN・メンデス、そして主要候補のウスマン・デンベレは、6月14日に開幕するクラブワールドカップ(CWC)でバロンドールへの可能性をより強める機会を持つ。PSGは6月15日にアトレティコ・マドリーと初戦で対戦する。