Deportivo Alaves v Real Madrid CF - LaLiga EA SportsGetty Images Sport

「この祝福は彼のためだ」エンバぺがPKでの得点後にレアル・マドリードのレジェンドC・ロナウドにメッセージ

  • エンバぺは27歳の誕生日を華々しく祝った。ベルナベウで10人となったセビージャを相手に、終盤のPKを決めてレアルの勝利に貢献したのだ。

    レアルは前半にジュード・ベリンガムの得点で先制。その後、イングランド代表選手へのタックルでセビージャのマルカオが退場処分となった。

    そして試合終了まで残りわずか4分、セビージャDFフアンル・サンチェスがペナルティエリア内でロドリゴへのファウルを犯したため、エンバぺがPKを成功させレアルに勝ち点3をもたらした。この勝利により、レアルは日曜日にビジャレアルを訪問する前に、宿敵バルセロナとの差をわずか1ポイントに縮めた。

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    誕生日という日にゴールを決めただけでは満足できなかったのか、エンバぺはセビージャ戦でのPKで驚異的な偉業を達成した。

    ゴールキーパーのオディッセアス・ブラホディモスを逆方向に誘導した後にエンバぺは、レアルのレジェンドが2013年に達成した、1年間の得点記録である59ゴールに並んだ。

    この記念すべき瞬間を、ロナウドの有名な「スー」のゴールパフォーマンスで祝ったエンバぺは、マドリーでの試合終了後に、子どもの頃から憧れていたヒーローに温かい言葉を贈った。

  • スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』の取材に対し、エンバぺは次のように語った。

    「信じられないことだ。初めてフルシーズンを戦った年に、クリスティアーノが成し遂げたことを自分もできたなんて」

    「彼は僕のアイドルであり、レアル・マドリー史上最高の選手だ。このゴールは彼への捧げものだ。いつも僕に親切にしてくれて、マドリードでの適応を手助けしてくれた彼に感謝を伝えたかった。そして今、マドリードの勝利に貢献できて本当にうれしい」

    「今日はその気持ちを彼と共有したかった。今は親友のような関係だ。彼とマドリードのファン全員に、心からの祝福とメリークリスマス、そしてハッピーニューイヤーを贈りたい。今日は私の誕生日でもあるから、特別な日だ。子どもの頃から、誕生日にプロの試合に出場することは夢だと言ってきた。ましてや、私の夢のチームでプレーできるなんて。今年の締めくくりは勝利で飾りたいと思っていた」

    レアルとセビージャの試合は2025年の最後の試合だったため、エンバぺはロナウドの記録を更新する機会はなかった。シャビ・アロンソ監督のチームは、1月4日にマヌエル・ペッレグリーニ監督率いるレアル・ベティスと対戦するまで、試合には戻らない。

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    2024年6月、待望のレアル移籍を完了させたエンバぺは、即座にSNSでスペインの強豪クラブ加入への喜びを表明した。

    インスタグラムで拡散された投稿で、27歳の選手は幼少期にロナウドと会った時の写真を含む複数の画像を共有した。

    またスペイン放送ネットワーク「Movistar+」で放送される番組『Universo Valdano』のインタビューで、エンバぺはアル・ナスル所属のロナウドから定期的に助言を受けていることを明かした。

    「クリスティアーノは常に私のロールモデルであり、お手本だ。彼と話せるのは幸運だ。助言をくれて、支えてくれる…。彼はレアル・マドリーにおけるナンバーワン、最大の存在だ。今でも人々はクリスティアーノを夢見る。彼は最高だが、私は自らの道を切り開きたい。それは私とレアル・マドリーにとって歴史的なものになる。レアル・マドリーと共に歴史を刻みたい」

  • レアルとアロンソ監督にとって試練の2025-26シーズンにおいて、エンバぺは驚異的な活躍を見せている。バルセロナにリーグ首位を奪われるなど結果が続かず、監督はプレッシャーにさらされている。

    レアルの背番号10は今シーズン、全大会通算わずか24試合で驚異の29得点を記録。2026年を迎えた現在、リーガ(18得点)とチャンピオンズリーグ(9得点)の両方で得点王に立っている。

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