PSG会長がエンバペへの辛辣なメッセージとL・エンリケがチャンピオンズリーグ優勝を予言していたことを告白

パリ・サンジェルマン（PSG）のナセル・アル・ケライフィ会長は先月末、クラブ史上初のチャンピオンズリーグタイトルへの長い挑戦をついに終えた後、キリアン・エンバペに皮肉を込めたメッセージを送ったようだ。PSGは決勝でインテルを5-0で破り、昨夏にエンバペがレアル・マドリーへと移籍した後で成功を収めるに至った。

リーグ・アンはヨーロッパの5大リーグの中で最も弱いと批判されていた。実際、1993年にマルセイユがミランを破って以来、チャンピオンズリーグ優勝チームを輩出していなかった。だが、ルイス・エンリケ監督が率いるPSGは、多数のプレミアリーグのチームを破ってヨーロッパの頂点に立った。アル・ケライフィ会長は最近のコメントでファンや評論家にそれを忘れさせないよう伝えており、また監督が決勝のずっと前にPSGがタイトルを獲得すると予言していたことも明かしている。

アル・ケライフィ会長はカタールの『アル・カス・スポーツ』で、今季の戦いを振り返った。

「ラ・リーガでゴールを決めるのはリーグ・アンよりも簡単だ。ルイス・エンリケは誇りを持ってリーグ・アンを代表し、それを『農民リーグ』と呼ぶプレミアリーグファンに対して擁護した。我々は今シーズンのチャンピオンズリーグでマンチェスター・シティ、リヴァプール、アストン・ヴィラ、アーセナルを破った。誰も我々がタイトルを獲得するとは思っていなかった。我々はチャンピオンズリーグに段階的に取り組んだ。アンフィールドでの試合が自信を与えてくれたんだ」

「ルイス・エンリケはアーセナル戦前に我々がチャンピオンズリーグを獲得すると私に言った。決勝でのすべてのゴールに喜んだ。インテルに対する5-0の勝利がほとんど信じられなかった。このクラブは世界中でカタールとフランスの誇りの源となった。この信じられない偉業の後、クラブは現在利益を上げている」

PSGは2020年にチャンピオンズリーグ優勝に最も近づいたが、キングスレー・コマンが古巣に対して決勝ゴールを決めたためバイエルンに敗れて準優勝に終わっていた。

PSGは今月のクラブワールドカップでエンバペとレアル・マドリーと対戦する機会を得る可能性がある。だが、ルイス・エンリケ監督のチームはまずグループステージでアトレティコ・マドリー、ボタフォゴ、シアトル・サウンダーズと対戦しなければならない。8月中旬のUEFAスーパーカップではヨーロッパリーグ王者のトッテナムと対戦する。