ミランが12ヶ月のローン移籍でウォーカー獲得合意へ。ラッシュフォードはミラン移籍が消滅か

The Sun』によると、マンチェスター・シティのカイル・ウォーカーがミランへの12ヶ月のローン移籍が完了目前となっており、数日中にロッソネリの選手として発表されるとのこと。ウォーカー獲得に関してはインテルも検討したとされるが、給与面で折り合わずに交渉が決裂。移籍市場に精通するジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏もミランがウォーカーの獲得で合意に至ったとし、週給15万ポンド（約2900万円）をミランが負担して強制的な買取義務のない契約のようだ。

関係者が『The Sun』に語ったところによれば、「契約は完了した。カイルは早急にイタリアへ行き、形式的な手続きを進めたがっている。将来について興奮しており、名門クラブのユニフォームの着用を心待ちにしている。彼は今やミランの選手だ」と伝えている。

ミランは今月初め、マンチェスター・ユナイテッドで難しい状況にあるマーカス・ラッシュフォードの獲得に興味を示していたが、ウォーカーの移籍決定により、同国の選手を獲得することができなくなった。これはセリエAのルール上、イギリス人選手の獲得は1年に1人までと決まっているためだ。ラッシュフォードは代わりにバルセロナへの移籍を望んでいるとのこと。彼の代理人がリスボンでローン移籍の可能性について話し合いを行ったと伝えられている。

ラッシュフォードは、木曜日に行われるヨーロッパリーグのレンジャーズ戦でアモリム監督が起用する場合に備え、100パーセントの準備ができるようにトレーニングで努力に励んでいる。一方、ウォーカーは移籍の最終手続きが予想通り迅速に完了すれば、今月末までにミランでデビューする可能性がある。