「それは意味がない」デ・ブライネがクラブワールドカップを欠場する理由を説明

退団予定のシティのスター選手は、今夏に新クラブに移籍する前にケガのリスクを冒したくないため、クラブワールドカップの初開催大会に出場する意向はないことを明確にした。ベルギー人選手の現在の契約は6月30日に満了し、米国で開催される新大会に出場するための短期契約を結ぶ可能性は低いと見られている。

33歳のデ・ブライネは、5月25日に開催されるフラムとのプレミアリーグ最終戦が、元イングランド王者である同クラブでの最後の試合になることを示唆した。彼は記者団に対し、「奇妙な感じになるだろう。楽しもうと努力する」と述べた。

デ・ブライネはさらに、欧州のサッカーシーズン終了後に開催されるクラブワールドカップについて批判し、次のように付け加えた。

「意味がない。でも、新しい大会を契約期間の真っ最中に押し込むと、そういうことになるんだ。ある意味、自分を守らなければならない。もしクラブワールドカップでケガをしたら、どうするんだ？ その時点で誰も僕を助けてくれない。だから、おそらく出場しない可能性が高い」

シティズンの守護神は、エティハド・スタジアムを去った後、次なる去就についてまだ最終決定を下していない。彼はMLS移籍の噂が浮上している一方、選手自身は家族がイギリスに定着しているため、イングランドに残りプレミアリーグの他のクラブと契約する可能性もあると述べた。

ウェンブリーでのクリスタル・パレスとのFAカップ決勝での敗北後、ペップ・グアルディオラ率いるチームは、シーズンを好成績で締めくくり、チャンピオンズリーグ出場権を獲得するトップ5入りを目指す。彼らは次戦、シーズン最終戦の前日となる火曜日にボーンマスと対戦する。