オサスナ戦で退場処分を受けたベリンガム。物議を醸した退場劇により最大12試合の出場停止の可能性

レアル・マドリーのジュード・ベリンガムは、問題発言により退場処分を受け、チームは1-1の引き分けの中で10人での戦いを強いられた。スペインサッカー連盟の規定によると「主審、副審、第4の審判員、役員、またはスポーツ当局に対する侮辱、冒とく、または攻撃的な言葉や態度での対応は、より重大な違反とならない限り、4試合から12試合の出場停止処分となる」となっている。

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、主審が誤解したと考えており、試合後、ベリンガムは主審の報告書に記載された発言ではなかったと主張。スペインの放送局『Movistar+』によると、ベリンガムは「敬意を持ってあなたに話しかけているんだ」と言った後に暴言を吐いたとされている。

ベリンガムは試合後、「僕は主審に対して悪いことは何も言っていない。明らかにコミュニケーションの誤解があった。スペイン語の『joder』のような表現だ…。そして、結果としてチームは1人少なくなってしまった。侮辱ではなく、自分自身に向けた表現だった」と語っていた。

最大の処分を受けた場合、ベリンガムはコパ・デル・レイの準決勝と潜在的な決勝、そしてラ・リーガのタイトルレースにおける一連の重要な試合を欠場することになる。彼の言葉が単なる「不敬」と見なされた場合、2〜3試合の出場停止処分となる。