ドイツ代表キミッヒ「最悪の試合の一つ」とUEFAネーションズリーグ敗戦に悔しさにじませる

ドイツ代表はポルトガル代表に2-1で敗れ、ネーションズリーグ優勝を逃した。MFフロリアン・ヴィルツ後半開始早々に先制点を奪ったが、ポルトガルはフランシスコ・コンセイソンとクリスティアーノ・ロナウドのゴールで逆転した。

キャプテンのキミッヒは感情をあらわにした。

この試合で代表100キャップ目を達成したキミッヒは、試合後の記者会見でチームの不備を認めた。

「苦いという言葉は間違っている。これは完全に妥当な敗北だ。後半、私たちが1-0のリードを奪った後については何も言えない。私たちは教訓にしなければいけない。どんな対戦相手も難しいということを理解する必要がある。そうでなければ、ヨーロッパのトップチームには対抗できない。今日はそれを正直に認めなければいけない。今日は私たちにとって最悪の試合の一つだ」

同試合での敗北は、ドイツ代表の苦戦を象徴している。

ユリアン・ナーゲルスマンのチームは、後半にリードを奪った後も、一体感と強度に欠けているように見えた。一方、ポルトガルは冷静かつ落ち着いており、ロナウドが代表通算220試合目の出場で得点を決めた。

ドイツ代表はネーションズリーグのタイトル争いから脱落し、シュツゥットガルトで日曜日に行われる3位決定戦でスペイン対フランスの敗者と対戦する。この試合は、ドイツ代表にとってプライドを取り戻す機会であり、ナーゲルスマン監督は正しい戦術とモチベーションの回復を見つける必要がある。