Cristiano Ronaldo World Cup trophyGetty/GOAL

悲願のW杯優勝を目指すC・ロナウドは50歳まで現役続行か「こんな形でキャリアを終えられない!」

  • 40歳の誕生日を迎えたばかりのC・ロナウドは、現在所属するサウジ・プロリーグのアル・ナスルとの契約を2027年夏まで延長した。衰えの兆候は微塵も見られず、今夏に控える主要国際大会でも主役としての活躍が期待されている。

    5度のバロンドール受賞者は、今なお母国ポルトガルの主将として君臨し、代表通算得点を驚異の143ゴールにまで伸ばしている。しかし、その成功への渇望はかつてないほど強い。2022年にリオネル・メッシがアルゼンチンと共に世界の頂点に立つのを目の当たりにした彼は、自身の輝かしいキャリアに同等の勲章を刻むことなく、ピッチを去るつもりはないはずだ。

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  • Lionel Messi Cristiano Ronaldo World Cup European ChampionshipGetty/GOAL

    C・ロナウドがいかにワールドカップ(W杯)のタイトルを熱望しているかについて、2002年W杯優勝メンバーであるクレベルソン氏は『GOAL』の取材に対して次のように語った。

    「彼の内面では、『ああ、ワールドカップを制覇しない限り、こんな形でキャリアを終えるわけにはいかない』という強い思いがあるはずだ。彼は誰よりも懸命に努力し続けなければならない。それは彼だけでなく、周りの選手も同じだ。ネイマールだっておそらく『メッシはW杯を持っているが、俺は持っていない』と考えているだろう。ハーランドも同様だ。もしかしたら彼は一生W杯を手にできないかもしれない。こうしたトップ選手たちの心の中には、常にその葛藤があるんだ」

    「アドリアーノを見てくれ。ブラジルでは伝説的な選手だし、イタリアでも素晴らしいレベルでプレーしたが、W杯のタイトルは持っていない。ワールドカップというのは、時に公平で、時に不公平なものだ。彼らのようなスター選手は、僕を見てこう思っているに違いない。『なんてこった、クレベルソンがW杯を持っていて、この俺が持っていないなんて信じられない!』とね。僕はバロンドールを5つも持ってはいないが、ワールドカップの優勝メダルなら持っているんだ!」

  • 2003年の夏、クレベルソン氏がマンチェスター・ユナイテッドに加入した際、彼は若きC・ロナウドがスターダムへと駆け上がる初期のプロセスを間近で目撃した。当時、C・ロナウドがこれほどの選手になると予感していたかと問われ、クレベルソン氏はこう振り返る。

    「すべては彼次第だった。良い選手だということは最初から分かっていたよ。ボール扱いは見事だったし、素晴らしい性格もしていた。だが、『バロンドールを5回獲り、あらゆる決勝の舞台に立ち、すべてを勝ち取る』なんてことまで想像できたかと言われれば……。彼はあまりにも長い間、自分を証明し続けてきた。1、2シーズン活躍するのとはわけが違う。僕のキャリアを振り返れば、2000年から2003年が最高の時期で、その後のユナイテッドでの怪我が転機になった。素晴らしい瞬間もあったが、怪我に見舞われてからは元のレベルに戻る時間が足りなかった」

    「しかしクリスティアーノは今も変わらない。今この瞬間もタイトルとトロフィーを勝ち取り続けている。彼がまだ若かった頃に共に働けたことを、心から嬉しく思う。彼が一人の人間として、そして家族を支える大黒柱として、母親や妹の面倒をずっと見てきたように、どのように成長してきたかを見られたことは、私にとっての幸せだ。彼のフットボール人生は、まさに偉大なストーリーそのものだよ。」

  • Cristiano Ronaldo Al-Nassr 2025-26Getty

    このおとぎ話には、まだ続きがあるようだ。C・ロナウド自身、引退を考えている素振りは微塵も見せていない。一部では、ユーロ2028以降もプレーを続けるとの予想も出ている。C・ロナウドが50歳まで現役を続行できるかという問いに、クレベルソン氏は確信を持って答えた。

    「この男に関していえば、不可能なことなんて何一つない!2003年に出会った17、18歳の頃、僕たちはポルトガル語でよく語り合った。彼が人生に何を望んでいるかを知っていたが、彼は当時から今まで、その信念を全く変えていない。クリスティアーノ・ロナウドが持つ最大の武器は、その精神的な強さだ。メンタリティがあまりに強固なんだ。そして、体調管理からプレースタイルに至るまで、徹底して自分自身をケアしている」

    「今の彼は昔のプレースタイルとは違うが、それでも絶大な影響力を持っている。『サウジリーグだからレベルが低い』と言う者もいるだろうが、彼が高いレベルを維持しているのは見れば分かる。将来的にMLS(アメリカ)へ移籍する可能性も十分にあるだろう。もし彼が50歳までプレーしたいと望むなら、彼はやり遂げるはずだ。それほど彼は素晴らしい状態にある」

  • 現在、C・ロナウドはキャリア通算「1000ゴール」という前人未到の金字塔を追いかけており、そのマイルストーンも十分に射程圏内にある。また、愛息クリスティアーノ・ジュニアと同じピッチに立つという願いも公言している。すでにすべてを手に入れた彼のような男にとって、競争心の炎を絶やさないための「新たな目標」を設定し続けることこそが、最も重要な原動力となっているようだ。

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