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森保ジャパンの課題は”山積み”…インドネシア戦、日本代表の今後を占う一戦に?一次予選突破へ改善必須な「ベーシックなところ」【プレビュー&予想スタメン】

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日本代表は24日、AFCアジアカップ カタール2023グループD第3節でインドネシア代表と対戦予定だ。試合の予想スタメンやポイントを整理する。【取材・文=林遼平】

  • Hajime-Moriyasu(C)Taisei Iwamoto

    山積みな課題にどう向き合うか

    初戦でベトナムに苦戦を強いられ、第2戦でイラクを相手に力負けを喫した。ドイツやトルコ、カナダ、チュニジアといった世界の強豪・中堅国を破り、日本のみならず、アジア各国から大きな注目を浴びていた中での厳しいスタート。優勝候補と期待されていたからこそ、ここまでの展開は誰にも想像できなかった。

    それでも、「そもそもイラク戦の負けで全てが終わったわけではない」(板倉滉)。確かに2試合の内容・結果は振るわなかったが、首位通過こそ消滅したものの、敗退が決まったわけではない。もう一度、チーム全体で立て直し、目の前の試合に勝利して決勝トーナメント進出を確定できるか。インドネシア戦は今後を左右する上でも大きな一戦となる。

    2試合を終えた段階でのチームの課題は山積みだ。例えばベトナム戦では前線からのプレッシングがハマらず、イラク戦では相手の長身FWの対応に追われてバランスを崩した。どちらのチームもしっかりと日本対策を講じてきたことでピッチ内に混乱が生じ、結果、修正が効いていない時間帯に失点を重ねて後手を踏んだ。自分たちのペースに持ち込む前に、先制点を奪われたり、逆転まで持っていかれている不安定さは改善の余地があるだろう。

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  • Japan(C)Getty Images

    ”タクティカル”<”ベーシック”に

    一方で、この事象が起きることを想定していなかったわけではない。これまでも相手の対策はあったわけで、それを乗り越えてきたからこそ公式戦10連勝を達成している事実がある。ただ、「より大会仕様に仕上げてきた印象がある」と守田英正が言うように、対戦相手が優勝候補の日本に対してリスペクトを持って、120%の力でチャレンジしてきていることも忘れてはならない。普段以上に厄介な相手をどう打ち崩していくか。そこがここからの鍵となってくる。

    攻守にコンパクトさを保つことや再現性のある攻撃を繰り出していくことはもちろんだが、まずは一度、インドネシア戦ではベーシックなところに立ち返りたい。ここ2試合、相手の目の前の試合にかける思いの強さや会場の雰囲気に飲まれ、どうしても球際やセカンドボールの奪い合いで上回られる場面が多かった。そこを改善することがチーム状況を好転させるための一歩となる。

    「僕らはヨーロッパの最先端のサッカーのスタイルでやっている中で、もちろんそこを突き詰めるのは大事です。だけど、相手が100%以上の力でやってくる中で、それ以上は厳しいかもしれないけど、同じ、もしくはメンタル的にできる限りそれに近いメンタリティを揃えないと足もとをすくわれるのかなと思います」(堂安律)

    戦術面で一つひとつのディテールにこだわっていくことは大事だ。しかし、それだけで試合の勝敗が決まるわけではない。相手より走り、球際でのバトルに競り勝ち、気持ちの面で上回っていくことも勝利を引き寄せるための必要な要素である。どれかではなく、全てが必要なのだ。

    W杯優勝のためにまだまだやらなければいけないことは、この2試合で十分に理解できた。まずはベーシックなところを基準値まで引き上げ、その上でタクティカルな面で相手を攻略していく。ここで終わるわけにはいかない。先の景色を見るためにも日本は勝利を求めて邁進する。

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